北朝鮮国営の朝鮮中央通信は25日、金正恩党委員長が西部前線の昌麟島(チャンリンド)防御隊を視察したと伝えた。金正恩氏は「戦闘当直勤務中の沿岸砲中隊第2砲に目標を定めてやり、一度射撃してみろ」と指示。これを受け、同中隊は沿岸砲を発射したという。同通信は視察の日時を明らかにしていないが、韓国軍の観測によれば、沿岸砲の射撃は23日に行われた。これを受け、韓国国防省は「9・19軍事合意に違反する」と強く反発した。