東京・国立新美術館で「ミュシャ展」が開催されるなど、日本でも高い人気を誇るアルフォンス・ミュシャ(ムハ)。現在のチェコ、オーストリア帝国領モラヴィアに生まれ、アールヌーヴォーを代表する芸術家として、パリ、ニューヨーク、プラハなど各地で活躍しました。日本で一般に用いられる「ミュシャ」という表記は、フランス語式の読み方で、チェコ語では「ムハ」と発音されます。国際的に活躍しながらも、祖国に対する強い想い