厚生労働省が発表した3月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、3月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.1%増の27万4924円となった。製造業の残業時間が約2年ぶりに前年同月を下回るなどで所定外給与が減少した。現金給与総額を業種別に見ると、金融業,保険業43万6389円(前年同月比9.2%増)、医療,福祉26万6063円(同5.4%増)、情報通信業41万6992円(同4.1%増)、電機・ガス業47万9187円(同2.8%