中国のネット上でこのほど、日本で販売されている個性的なチョコレート菓子が紹介され、ネットユーザーのあいだで話題を集めた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のネット上でこのほど、日本で販売されている個性的なチョコレート菓子が紹介され、ネットユーザーのあいだで話題を集めた。

 中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で170万人以上のフォロワーを抱える、日本情報を紹介するアカウントが13日、日本のチョコレートメーカー「マキィズ」が発売している「ジュラシック・ショコラ DIGUP&PUZZLE(ディグアップ&パズル)」について紹介。黒チョコの下に埋められた白チョコの「恐竜」を、付属の道具を使って少しずつ「発掘」する仕組みになっているとしたほか、そのパッケージについて「まるで歴史書のように、非常に手が込んでいる」と説明した。

 ツイートには実際の商品が写った画像が複数枚添付されていて、実際に「恐竜」を発掘する過程を見ることができる。ツイートを見た微博ユーザーからは以下のようなコメントが寄せられた。

 「すごい。日本はこういった面でほんとうにすごい」

 「素晴らしいアイデアだとしか言えない。でも、食べるのがちょっと面倒だね」

 「すごく精巧にできてて、食べるのがもったいない」

 「他人に贈ってこそ意味があるモノだよね? 自分で買って食べるのはちょっと寂しい……」

 「私のようなせっかちは、そのまま全部口に放り込んでしまいそう」

 また、近ごろ日本から中国に郵送した配送物の中身がひどく破損していたり目方が減っていたりという問題が議論を呼んでいることから、「取り寄せたら粉々になってそう」というコメントもあった。

 あるユーザーはこの商品からまったく別のものを想像。「ネコのトイレと錯覚したんだけど、これって自分だけ?」としたところ、多くの「いいね」がついた。「白チョコの砂に黒チョコを埋めて、ネコトイレチョコレートを作ろうぜ」と悪乗りするユーザーまで登場した。

 “ネコトイレチョコレート”にはいささか閉口するが、恐竜発掘チョコレートにはロマンを感じる人が多いのではないだろうか。子どもと一緒に楽しみながら食べるのもいいし、1人でもコーヒーブレイクのお供に、あるいはワインやウイスキーをちびちびやりながら「発掘作業」に没頭するのもいい。きれいに発掘できたときの達成感は、疲れた心を癒してくれるはずだ。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)