インテルは4日にコッパ・イタリア準々決勝でナポリと対戦する。セリエA前節での黒星を経て迎える一戦を前に、ロベルト・マンチーニ監督は次のように話した。

「一発勝負で、難しい試合だ。ナポリは好調だし、素晴らしいチームだからね。だが、リーグでの順位は関係ない。我々は素晴らしい試合をすることができる。選手たちの姿勢を変えられるか? 結果が悪いからといって気落ちしていてはいけない。素晴らしいチームとしての姿勢を持っている。確かに、おかしな失点が多いが、我々は常に自分たちがプレーをしようとしている。私はサッスオーロ戦の後半に感謝しているよ。それを進めていかなければいけない」

サッスオーロ戦の試合後、サポーターと衝突したマウロ・イカルディに、クラブは罰金処分を科すことを決めた。ナポリ戦に向かう前に選手に通知されている。マンチーニ監督はこう認めた。

「イカルディが間違えたのは明らかだ。クラブからの助けを私が必要としている? 私はイングランドで4年やってきた。向こうでは、ピッチのことについてフロントの助けを夢見る者はいない。何をやるべきかを言ってくれる父親のような存在なんていないんだ。我々は十分に大人じゃないか。(エリック・)トヒル会長は遠くにいるしね。ただ、彼は常にオペレーションレベルで存在している」

「ターンオーバー? 何かしらローテーションをするだろう。日曜にはパレルモ戦もあるからね。長友(佑都)はスタメンでプレーできる。(マルセロ・)ブロゾビッチもね」

一部選手のコンディションも考えれば、チームが4人のアタッカーで戦えないとの見方もある。

「当然の疑問だね。我々はそのアタッカーたちを噛み合わせることができず、カバーリングでも苦労しているからだ。(マテオ・)コバチッチ? まだ若さからのミスがある。横パスを一つするのに、動き回らなければいけないというのなら、もちろん別の選手を入れるけどね。だが、彼にはほかのクオリティーがある」

「(ダヴィデ・)サントン? 彼は少し前からプレーしていない。スタメンは無理だろう。だが、ナポリ戦には招集する」