香川、ヒヤリ…全体練習のみで切り上げる「僕が一番あわやと思った」

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 日本代表は10日、アジアカップの初戦が行われるオーストラリアのニューカッスルで練習を実施した。

 一般にも公開された練習は約90分間で、ボール回しやフットバレーなど軽めのメニューが行われた。香川真司はフットバレー中にジャンピングボレーを放った際、着地でひじを痛めたため、他選手のように全体練習後に個別メニューは行わずに切り上げた。左足のふくらはぎにもテーピングが巻かれていたが、「これは全然大したことないです」とコメント。ひじに関しても、「僕が一番あわやと思いましたが、こんなのでけがをしていたら試合にならない」と問題はなさそうだ。

 大会は前日に開幕し、日本代表の初戦は2日に迫る。対戦相手となるパレスチナ代表のビデオは未見というが、「今日明日でイメージしていきたい」と語る。「コンディションも上がってきているので、しっかり集中したい」と、大会への意気込みを続けた。

「ワールドカップの悔しさもある。こういう大会でしっかりと結果を残していきたいし、それが自分に求められているもの。日本も成長する上で、こういう大会で勝ち抜いて強さをつけていきたい」

 連覇を狙う日本代表はグループDに所属し、12日にパレスチナ代表、16日にイラク代表、20日にヨルダン代表とそれぞれ対戦する。