【海外発!Breaking News】素っ裸で街をうろついた3名のスイス人芸術家、なかなか服を着ず逮捕される。(クロアチア)
芸術と称したパフォーマンスからデモンストレーションが目的など、ヨーロッパには男女問わず公衆の面前で裸になるのが好きな人が多々いる。このたびクロアチアの首都ザグレブで開催された芸術祭において、素っ裸で街中を散歩し、その場に寝転ぶという“芸術活動”を行い大騒動を巻き起こした3名のスイス人芸術家が逮捕された。
この芸術祭『Zagreb, volim te!(ザグレブ、あなたを愛している!)』は、2010年に死去したクロアチア出身の前衛芸術家Tomislav Gotovac氏へのオマージュが込められ、「身体と空間の結合」をコンセプトに掲げている。
Gotovac氏は1981年、クロアチアがユーゴスラビア社会主義連邦共和国に属していた時期に、芸術活動の一環として全裸でザグレブを散歩したことで知られる芸術家である。そうした歴史に、何でもありといった現代美術状況が加味されたからだろうか。今月13日の『Zagreb, volim te!』にて、参加者のスイス出身の男性2名と女性1名が『Naked Slow Walk』と題して素っ裸でザグレブを散歩。さらに身体を重ね合わせて寝転ぶといったパフォーマンスを繰り広げたため、街中が大騒ぎになってしまった。
この3名が裸になることは運営組織側に報告されており、警察官も最初は3名が服を着るかどうかを観察していた。しかし、その様子を一向に見せなかったため逮捕するに至ったという。
また、同芸術祭に参加していた韓国系アメリカ人女性も逮捕されている。彼女はザグレブ中心部のCvjetni Trg広場に置いたベッドで8時間眠る『Zagreb Dreaming』と称したパフォーマンスを行おうとしたが、1時間もしないうちに署に連行された。
※ 画像はvecernji.hrのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)
この芸術祭『Zagreb, volim te!(ザグレブ、あなたを愛している!)』は、2010年に死去したクロアチア出身の前衛芸術家Tomislav Gotovac氏へのオマージュが込められ、「身体と空間の結合」をコンセプトに掲げている。
この3名が裸になることは運営組織側に報告されており、警察官も最初は3名が服を着るかどうかを観察していた。しかし、その様子を一向に見せなかったため逮捕するに至ったという。
また、同芸術祭に参加していた韓国系アメリカ人女性も逮捕されている。彼女はザグレブ中心部のCvjetni Trg広場に置いたベッドで8時間眠る『Zagreb Dreaming』と称したパフォーマンスを行おうとしたが、1時間もしないうちに署に連行された。
※ 画像はvecernji.hrのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)