アルゼンチンのW杯準優勝に貢献したロホは、高さと強さが売りの左SB。ユナイテッドは、新加入ショーが怪我で長期離脱となり、手薄になったウイングバックの補強に動いていた。 (C) Getty Images

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 アルゼンチン代表左SBマルコス・ロホ(スポルティング)のマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まった。ロホ本人が、アルゼンチンのラジオ局『ラジオ・コンチネンタル』の取材に応じて認めた。
 
 移籍金2000万ユーロ(約28億円)に加え、ユナイテッドとスポルティングの間で交渉中だったナニのレンタル移籍が条件に組み込まれたようだ。ルイス・ファン・ハール新監督が主導した初めての補強となる。
 
「まるで夢のようだ。ユナイテッドは素晴らしいクラブ。移籍にあたっては、ヴェロン(元アルゼンチン代表のMFでかつてユナイテッドに所属)に相談して、アドバイスをもらったよ。ただ、スポルティングを去る決断は簡単じゃなかった」
 ロホはラジオ・コンチネンタルにそう語った。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎