男子だって好きな子の名前をノートに書いちゃうんだ!アニメ「アオハライド」3話
目が合うと、必ず一度そらして、また合わせる
中学1年生の頃の洸と双葉を思い出すシーンからはじまる、
テレビアニメ「アオハライド」のPAGE.3、第3話。
過去にレビューでも書いた、中学時代のかなわなかったかわいらしい初恋のエピソードです。
はじめて意識しあった男女が誰にも見つからないようにこっそり行う、ふたりだけが知っている暗号のような行動。
言葉を言わずとも、目線だけで「好きだよ」と確認しあっている感じです。
かわいくて微笑ましいけど、これでは先に進まない、あやふやな恋でした。
でも、こんなかわいい行動している中学1年生を思い浮かべたらキュンキュンしますね。
あやふやだったからこそ、キュンとくるってあります。
冒頭から胸キュンを投下してくる第3話は、このようにちょい胸キュンが幾度か落とし込まれている回です。
そして田中先生の正体が明かされること、双葉と洸、3人の友達(槙田悠里、村尾修子、小湊亜耶)が揃うのもポイントです。
それでは第3話の原作比較、胸キュンポイントを紹介したいと思います。
■洸の兄・田中先生の前で、双葉の手を取って走り出す洸
双葉が洸と話しているところへやってきた
双葉が「田中くんに似ている」と思っていた田中先生は、洸のお兄さんでした。
そりゃ似てるよ、兄なんだもん。
田中先生はふたりを「つきあっているの?」と聞くと、洸は全否定。
「中学のとき、私のこと好きだったくせに!」とムキになります。
その様子をほほえましーく見ていた田中先生でしたが、
その場から逃げたくなった洸が一瞬のスキをついて双葉の“手”を取り、一緒に走り去ります。
手、つないだよ!!とか思ったけど残念。
つかんだ場所は正確に言うと、“手首”でした。
うーーーーーん、おしいよ!おしい。
でも、この手首っていうのが実はもっとドキっとするかも。
いきなり手をつないじゃったら、ドキドキしながら初めて手をつなぐこともなくなるし。
女の子でたとえるならば、男の子の腕ではなくて服をつかんで歩く、みたいなね。
しかも、この後、学校を出た後もしばらくつかんでいるんです。
いつまでつかんでいるの…?と思うと、またドキドキですよ。
■田中先生が思い出す、中学時代の洸がノートに書いた文字
洸に逃げられてしまった田中先生は、双葉の名前を聞いて昔のことを思い出します。
中学時代の洸が勉強机に座っているとき、ノートの隅に文字を書きます。
「吉岡双葉」
文字のまわりをぐるぐる囲み、照れて赤面してしまう洸。
「吉岡双葉……って誰!?」
という言葉にビックリして振り返ると、兄がいたのです。
好きな人の名前書いちゃうって、かわいい〜。
ちょっと女の子みたい?男の子もそういうこと、結構あるのかな。
女の子にありがちなことは、好きな人の名字と自分の名前を書いちゃう、みたいなことですかね。
その後はだいたい占い的なものを試してみたり。
そんな乙女チックなことを洸がやっていた、っていうのがかわいいんです。
■洸が双葉の肩に顔を乗せちゃう
学校を出た後、双葉が洸の過去について聞き始めます。
なんで田中先生とは一緒に暮らしていないのか、前の名字に戻さないのはなんで、とか。
「おまえには関係ない」と洸に冷たく突き放された双葉は、泣き出してしまいます。
「ウザイから、泣くなって言ったろ…」
と言いながら、双葉の右肩に顔を乗せる洸。
ええええええ!抱き寄せに続いて、肩に顔ですよ!顔!
なんだか、二人の距離、近すぎますけど!
洸は中学のときに双葉と約束した夏祭りに行かず、姿を消したことを謝ります。
本当は行くつもりだったけど、家の中がゴタゴタして行けなかった…と。
洸が謝罪をするという、胸キュンだけどしんみりとしたシーンの背景には
挿入歌のピアノ演奏バージョンが流れます。
ああ…ムードたっぷりです。
双葉は無神経にいろいろ聞きすぎたと反省しつつも、
洸が自分のことを話してくれた、と喜びます。
自分は洸にとってトクベツだって思えることですから、これは嬉しいですね。
ただ、洸の表情は曇ったまま…。まだ彼の中では何も解決していないんです。
■家でご飯を作って洸を待つ田中先生
洸の家でご飯を一緒に食べようと思い、食事の準備をして待っていた田中先生。
そこに洸の姿はありませんでした。
原作では幼い頃の洸が机にぶつけて痛がって泣くというシーンを思い出しますが
アニメでは、家の柱に刻まれたふたりの背比べの跡を見つめます。
ちょっとした違い、ですが、この1カットを入れるだけで昔の思い出になりますね。
アニメでは原作のエピソードをカットしながらも、違和感なく進めるということ。
この1シーンでなるほど納得、でした。
■新学期。洸と同じクラスになってアイコンタクト!?
槙田悠里、村尾修子、小湊亜耶、そして特進クラスだったはずの洸と同じクラスになった双葉。
教室内で双葉が洸を見ていると、洸が気づいてこっそり“べー”と舌を出してニッコリ。
な、な、なにこのアイコンタクト!
二人は間違いなくつきあってるんじゃ!?
「なんだあれ、小学生か。……小学生かっての」
と双葉はニヤニヤ赤面します。
嬉しいよね、嬉しいよ。
しかもポイントはベーの後にニッコリですよ。洸のツンデレが炸裂です。
ちょっと洸くん、小悪魔すぎませんか?
かなり乙女心に揺さぶりかけてますよ。
ちなみに教室で修子が読んでいる本、これが2話のレビュー>に書いたオープニングに出た本でした!
タイトルは「あらくれ番長 旅に出る」です。
原作でもばっちり読んでいました。修子の本とは盲点でした、お詫びします。
■双葉がクラスの学級委員に立候補
前のクラスでは友達を失ってしまった双葉。
新しいクラスになって一からはじめたいと思いますが、
自分には仕切れそうもないと思い、落ち込みます。
暗くなっている双葉に気づき、洸は言います。
「だってまだ何もはじまってねえんだし、お前の好きにすればいいじゃん」
新しく何かをはじめようと思うなら、動き出すための力がいつもより必要になる。
いつもと同じじゃ動き出せない……!
双葉は「はじめたい」という決意を胸に、学級委員に立候補をします。
先生に進行を任された双葉は、男子の学級委員を募ります。
「俺、やってもいーよ」
手を挙げてくれたのは洸でした。
わーーーー、ときめく!これは。
いつもさりげなく双葉をフォローするんだもん。洸ったら!まぶしいよ!
驚きながらもお礼を言う双葉には
「俺、こんなのさっさと決めて早く帰りたいだけだっつーの」
とつっけんどんに言いますが、そんな理由だけで学級委員になっちゃうの?
照れ隠しでしょ、やだ、かわいい!
そして二人がイベント委員を募ると、槙田悠里、村尾修子、小湊亜耶が立候補します。
これにて主要キャストが勢揃いですね。
来週は学級委員とイベント委員で、田中先生引率のもと、リーダース研修という泊まりがけの研修に行くことになります。
もう泊まりがけとは……。双葉もちょっぴり顔を赤らめてますけど、こっちも赤くなるわ!
またさらなるドキドキの展開が待っていそうな予感です。
(小林美姫)
中学1年生の頃の洸と双葉を思い出すシーンからはじまる、
テレビアニメ「アオハライド」のPAGE.3、第3話。
過去にレビューでも書いた、中学時代のかなわなかったかわいらしい初恋のエピソードです。
はじめて意識しあった男女が誰にも見つからないようにこっそり行う、ふたりだけが知っている暗号のような行動。
言葉を言わずとも、目線だけで「好きだよ」と確認しあっている感じです。
かわいくて微笑ましいけど、これでは先に進まない、あやふやな恋でした。
でも、こんなかわいい行動している中学1年生を思い浮かべたらキュンキュンしますね。
あやふやだったからこそ、キュンとくるってあります。
そして田中先生の正体が明かされること、双葉と洸、3人の友達(槙田悠里、村尾修子、小湊亜耶)が揃うのもポイントです。
それでは第3話の原作比較、胸キュンポイントを紹介したいと思います。
■洸の兄・田中先生の前で、双葉の手を取って走り出す洸
双葉が洸と話しているところへやってきた
双葉が「田中くんに似ている」と思っていた田中先生は、洸のお兄さんでした。
そりゃ似てるよ、兄なんだもん。
田中先生はふたりを「つきあっているの?」と聞くと、洸は全否定。
「中学のとき、私のこと好きだったくせに!」とムキになります。
その様子をほほえましーく見ていた田中先生でしたが、
その場から逃げたくなった洸が一瞬のスキをついて双葉の“手”を取り、一緒に走り去ります。
手、つないだよ!!とか思ったけど残念。
つかんだ場所は正確に言うと、“手首”でした。
うーーーーーん、おしいよ!おしい。
でも、この手首っていうのが実はもっとドキっとするかも。
いきなり手をつないじゃったら、ドキドキしながら初めて手をつなぐこともなくなるし。
女の子でたとえるならば、男の子の腕ではなくて服をつかんで歩く、みたいなね。
しかも、この後、学校を出た後もしばらくつかんでいるんです。
いつまでつかんでいるの…?と思うと、またドキドキですよ。
■田中先生が思い出す、中学時代の洸がノートに書いた文字
洸に逃げられてしまった田中先生は、双葉の名前を聞いて昔のことを思い出します。
中学時代の洸が勉強机に座っているとき、ノートの隅に文字を書きます。
「吉岡双葉」
文字のまわりをぐるぐる囲み、照れて赤面してしまう洸。
「吉岡双葉……って誰!?」
という言葉にビックリして振り返ると、兄がいたのです。
好きな人の名前書いちゃうって、かわいい〜。
ちょっと女の子みたい?男の子もそういうこと、結構あるのかな。
女の子にありがちなことは、好きな人の名字と自分の名前を書いちゃう、みたいなことですかね。
その後はだいたい占い的なものを試してみたり。
そんな乙女チックなことを洸がやっていた、っていうのがかわいいんです。
■洸が双葉の肩に顔を乗せちゃう
学校を出た後、双葉が洸の過去について聞き始めます。
なんで田中先生とは一緒に暮らしていないのか、前の名字に戻さないのはなんで、とか。
「おまえには関係ない」と洸に冷たく突き放された双葉は、泣き出してしまいます。
「ウザイから、泣くなって言ったろ…」
と言いながら、双葉の右肩に顔を乗せる洸。
ええええええ!抱き寄せに続いて、肩に顔ですよ!顔!
なんだか、二人の距離、近すぎますけど!
洸は中学のときに双葉と約束した夏祭りに行かず、姿を消したことを謝ります。
本当は行くつもりだったけど、家の中がゴタゴタして行けなかった…と。
洸が謝罪をするという、胸キュンだけどしんみりとしたシーンの背景には
挿入歌のピアノ演奏バージョンが流れます。
ああ…ムードたっぷりです。
双葉は無神経にいろいろ聞きすぎたと反省しつつも、
洸が自分のことを話してくれた、と喜びます。
自分は洸にとってトクベツだって思えることですから、これは嬉しいですね。
ただ、洸の表情は曇ったまま…。まだ彼の中では何も解決していないんです。
■家でご飯を作って洸を待つ田中先生
洸の家でご飯を一緒に食べようと思い、食事の準備をして待っていた田中先生。
そこに洸の姿はありませんでした。
原作では幼い頃の洸が机にぶつけて痛がって泣くというシーンを思い出しますが
アニメでは、家の柱に刻まれたふたりの背比べの跡を見つめます。
ちょっとした違い、ですが、この1カットを入れるだけで昔の思い出になりますね。
アニメでは原作のエピソードをカットしながらも、違和感なく進めるということ。
この1シーンでなるほど納得、でした。
■新学期。洸と同じクラスになってアイコンタクト!?
槙田悠里、村尾修子、小湊亜耶、そして特進クラスだったはずの洸と同じクラスになった双葉。
教室内で双葉が洸を見ていると、洸が気づいてこっそり“べー”と舌を出してニッコリ。
な、な、なにこのアイコンタクト!
二人は間違いなくつきあってるんじゃ!?
「なんだあれ、小学生か。……小学生かっての」
と双葉はニヤニヤ赤面します。
嬉しいよね、嬉しいよ。
しかもポイントはベーの後にニッコリですよ。洸のツンデレが炸裂です。
ちょっと洸くん、小悪魔すぎませんか?
かなり乙女心に揺さぶりかけてますよ。
ちなみに教室で修子が読んでいる本、これが2話のレビュー>に書いたオープニングに出た本でした!
タイトルは「あらくれ番長 旅に出る」です。
原作でもばっちり読んでいました。修子の本とは盲点でした、お詫びします。
■双葉がクラスの学級委員に立候補
前のクラスでは友達を失ってしまった双葉。
新しいクラスになって一からはじめたいと思いますが、
自分には仕切れそうもないと思い、落ち込みます。
暗くなっている双葉に気づき、洸は言います。
「だってまだ何もはじまってねえんだし、お前の好きにすればいいじゃん」
新しく何かをはじめようと思うなら、動き出すための力がいつもより必要になる。
いつもと同じじゃ動き出せない……!
双葉は「はじめたい」という決意を胸に、学級委員に立候補をします。
先生に進行を任された双葉は、男子の学級委員を募ります。
「俺、やってもいーよ」
手を挙げてくれたのは洸でした。
わーーーー、ときめく!これは。
いつもさりげなく双葉をフォローするんだもん。洸ったら!まぶしいよ!
驚きながらもお礼を言う双葉には
「俺、こんなのさっさと決めて早く帰りたいだけだっつーの」
とつっけんどんに言いますが、そんな理由だけで学級委員になっちゃうの?
照れ隠しでしょ、やだ、かわいい!
そして二人がイベント委員を募ると、槙田悠里、村尾修子、小湊亜耶が立候補します。
これにて主要キャストが勢揃いですね。
来週は学級委員とイベント委員で、田中先生引率のもと、リーダース研修という泊まりがけの研修に行くことになります。
もう泊まりがけとは……。双葉もちょっぴり顔を赤らめてますけど、こっちも赤くなるわ!
またさらなるドキドキの展開が待っていそうな予感です。
(小林美姫)