本田所属のミラン、セードルフ監督解任とインザーギ新監督就任を発表

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 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは9日、クラレンス・セードルフ監督を解任し、新監督にフィリッポ・インザーギ氏が就任したことを発表した。2016年6月30日までの2年契約となる。

 ミランは2013−14シーズン途中、成績不振により、マッシミリアーノ・アッレグリ監督を解任。コーチのマウロ・タソッティ氏が暫定指揮官を務めた後、当時ボタフォゴで現役としてプレーし、引退を発表した直後のクラブOBでもあるセードルフ氏を新監督として迎え入れた。しかし、チーム浮上のきっかけとはならず、今シーズンを8位で終え、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグの出場権を逃していた。

 インザーギ新監督は現役時代、パルマやユヴェントスなどを経て、2001年にミラン加入。2012年に引退するまでミランで294試合に出場し121ゴール、セリエA優勝とチャンピオンズリーグ優勝をそれぞれ2度、FIFAクラブワールドカップ制覇を1度、経験している。その後もミランに残り下部組織の監督を務めていた。