浜名湖やびわこなど、海面や湖面を利用したコースと、人工的に水面を作ったコースがありさまざまなレースが楽しめる

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ピクニック気分で行ったことのある女性も多い競馬などに比べ、「知っていることが少ない」という人が多そうな「ボートレース」。
そもそも年に何回くらい、全国で何か所くらいの会場で開催されているのだろうか。天候の影響って受けるの? いくらくらい持っていけば良い?
初心者が知っておきたい「ボートレース」のアレコレを調べてみた。

■全国24カ所! 最寄り駅から無料送迎バスも
「蒲郡(愛知)」や「浜名湖(静岡)」「平和島(東京)」などは有名だが、実は関東から九州まで全国24カ所にレース場がある。しかも、都内だけで「平和島」「多摩川」「江戸川」と3カ所あり、都道府県別でみるとこれは福岡県(「若松」「芦屋」「福岡」)と並んで最多。 
ちなみに、川や海、湖の近くが多いので、アクセスが悪いイメージもあるが、全国24カ所のボートレース場には最寄り駅から無料送迎バスがあるので、かなり便利!

■自然の影響大!だから面白い
浜名湖やびわこなど、海面や湖面を利用したコースと、人工的に水面を作ったコースがあり、海面や湖面を利用したコースのほうではレース展開に「満潮・干潮」も影響してくる。さらに、「水質」の違いなど、さまざまな自然条件が勝敗を分けるのも面白さのひとつ。

■オフシーズンは? 年間スケジュールは?
ボートレースの嬉しい点のひとつは、オフシーズンがないこと。年間レース数はなんと約5万回にものぼり、様々なグレード別に、毎日どこかのレース場でレースが行われている。

■お金はいくらあれば、楽しめる?
競馬の場合は「馬券」だけど、ボートレースで買うのは「舟券」。これは100円から買えるので、手持ちのお金が数百円しかなくても楽しめる。買い方は簡単で、マークカード(マークシート状のカード)の買いたい舟券の項目をぬりつぶし、窓口に持って行く、あるいは自販機にお金と一緒に入れるだけ。

■とりあえず「予想」してみる
宝くじと同じじゃつまらないから、せっかくなら何かしら「予想」してみたい。といっても、素人には正直、選手や展開は全くわからないから、スポーツ新聞などの予想を頼りに買ってみるのもひとつの手。
また、入口付近で無料配布している「出走表」を入手してみよう。「選手名、年齢、級別、現住所」が書かれているので、選手名や級別で選んでみるのも良いし、文字データでは何もわからないと言う人は売店で顔写真入りの新聞を購入してみよう。単に「好みの顔の選手」で勝った舟券が当たっちゃうなんていうビギナーズラックも案外ある!?

■ご当地グルメを食べつくせ
各レース場には、そこでしか食べられないグルメがいっぱい。「ご当地」名物のちゃんぽんやどて煮丼、もつ煮込みやハムカツなどの手軽なB級グルメなどもあり、グルメ目的だけで行ってみるのもアリかも。

■レジャー施設やイベントもいっぱい
レース場にはゲームセンターやマッサージ、キッズスペースなどの様々なレジャー施設があるところもあり、コンサートや芸人のお笑いライブなど、様々なイベントも開催されているので、1日たっぷり楽しむことができる。

「ボートレースはギャンブルの中でも最もディープ」なんて聞くこともあるけど、開放感ある水辺のスポットで過ごす時間は良い息抜きになりそうだし、日常生活にはないスリル・興奮を味わえるのも嬉しい。
低予算で1日たっぷり遊べるレジャースポットとして、家族やカップル、友人とともに、ちょっと足をのばしてみる?
(田幸和歌子)

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