ゲームミングPCブランド「G-Tune」のキャラ「G-Tuneちゃん」(GちゃんとTuneちゃんの二人)の壁紙(上)とMMD(ミクミクダンス)に対応したTuneちゃん

写真拡大 (全4枚)

以前にも紹介した東京・秋葉原のゲームPCショップ「G-Tune:Garage」(マウスコンピューター)で、ゲームミングPCブランド「G-Tune」がこのたび10周年を迎えた。これを機に、同ブランドキャラ「G-Tuneちゃん」(GちゃんとTuneちゃんの二人)が突如しゃべり、踊るようになった! 店頭でデモが行われているということなので、早速に見に行ってみた。

当初、PCの機能説明を4コマ漫画風に説明しようという試みから誕生したG-Tuneちゃん。それが徐々に知名度が上がりながら、今やゲームミングPCの中に入り込んで、いろいろしちゃう存在となった。G-Tuneすべての製品にOSカスタマイズ金額として3000円(税別)を払うと、「G-Tuneちゃんオリジナルデザインテーマ」のカスタマイズが可能になる。

その中身はたとえば、システムボイス。「Gちゃん」役に小山剛志さん、「Tuneちゃん」役に南條愛乃さんと、プロの声優さんを起用しているのだ。ごみ箱を空にするとき「全部捨てちゃうわね〜」「スッキリしたわ」「全ての記憶を…この世界から抹消してくれるッ!」(Tuneちゃん)、「整理整頓じゃ」「もういらねーな!」(Gちゃん)といったボイスを発する。さらに、フルボイスのデスクトップマスコットアプリケーションを内蔵し、デスクトップ上であいさつや、独り言などもしゃべってくれる。

声だけではない。オリジナルのスクリーンセーバー、システムアイコン、そして壁紙も付属。感動したのは壁紙が30種類もあり、手書き風のアートっぽい絵が多々あること。店頭で実際に見てみたが、大画面でみると、とても見栄えのいい絵になっている。ボイスもなかなか迫力あるが、筆者としては絵心をくすぐる壁紙が一番気に入った。これらを観賞するだけでもしばらく飽きない。また、スクリーンセーバーでは「Tuneちゃん」がウィンクするシーンがとてもかわいかった。
そして、その横には「G-Tune」ちゃんがサイドのアクリルパネルにデザインされた限定50台デスクトップモデルも陳列されており、これもなかなか格好いい。

もうひとつ、初音ミクをはじめ、数々のキャラを踊らせてきたMMD(ミクミクダンス)というフリーソフト。これに対応したTuneちゃんを無料で提供している。
これも店頭で確認したが、Tuneちゃんが同ソフトの中でバリバリ踊っている姿を見ることができた。残念ながら現時点(5月1日現在)でまだPV動画はないのだが、将来これを使ってどんな曲に合わせて踊るのか楽しみである。

ところで、4月以降、消費税がアップした影響で、PCの売れ行きに影を落とすのではと心配されたが、「おかげさまで思った以上に順調な売れ行きです」(店長)とのこと。ゲーム使用目的でデスクトップやノートPCを購入していくユーザーが多いわけで、「PCでゲームをやるおもしろさ」が浸透してきたこともあり、アキバで同店はなかなか頼もしい存在になってきた。

というわけで、ゲームをやらない筆者だが、「G-Tuneちゃん」の音と映像に癒やされてみたくなった。
(羽石竜示)