8.2点も差があるなんて……。美意識の母娘格差だ!

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「男は、自分の母親に似た女性を好きになる傾向がある」と聞いたことがあります。そうなんでしょうかね……? 母親を異性として意識したことは勿論ないし、イケてるかどうかを考える発想からしてない。
でも、深層心理ではストライクゾーンに入っているのかしら。いや、母親本人がじゃなくて、母親みたいなタイプがですよ?

一方、娘から見た母親の姿はどうなのか。というわけで、このデータを参照したい。ユニリーバ・ジャパンが展開するビューティブランド「ダヴ」では、東名阪に在住の、娘を持つ30〜40代の母親と10〜20代の娘を対象に、「母娘の美意識の違いと関係性」について調査してくれています。「母の日」に向け、ナイスタイミングな意識調査だ!

ではまず、母のみを対象に「自分自身の美しさに評価をつけるとすれば何点ですか?」という設問から。結果、導き出された平均値は「51.9点」でした。
一方、娘さんへ向けて「あなたの母親の美しさについて評価をつけるとすれば何点ですか?」と質問したところ、平均値は「60.1点」。母自身と娘による評価には、8.2点ものギャップがありました。

そこで、娘さんへ問うてみたい。「あなたはあなたの母親の“美しさ”についてどう思いますか?」。結果、約8割もの人が「自分の母を美しい」(「とても美しい部類に入る」4.5%、「まあまあ美しい部類に入る」70.5%)と回答しているんです。
母は、自分で思っているより娘から「美しい」と評価されています。母は、自分の美しさを過小評価している!

娘側の思い、何ともホッコリしてしまうじゃないですか。でも、それは果たして伝わっているのか。「あなたは母を直接ほめることがありますか?」と、娘さんに問いかけてみましょう。すると浮かび上がったのは、「あまりほめることが多くない」が51.0%で「全くほめることがない」が13.0%という現実。また「あなたはこの1年間、母の美しさについてどれくらいの回数、直接ほめたことがありますか?」という質問では、約半数(46.0%)の方が「一度もない」と回答しています。
母をほめることができない理由を問うと、「直接伝えることに恥ずかしさを感じるため」と約4割(39.1%)の人が回答し、ほめない理由の第1位に。恥ずかしさが壁となり、母に対して直接思いを伝えることができない娘が多くなっていることが伺えます。

ここからは、母のみを対象とした質問へ行きましょう。まず、単刀直入に「あなたは自分自身に自信がありますか?」というクエスチョンから。結果、76.0%の人が「自信があるとは思わない」と回答しました。約8割の方が、自信ナシですか……。
続いては、こういう質問を。「あなたがもっと『美しく』いるために必要だと思うことは何ですか?」。ここでの回答は、1位「自分自身の意識」(73.0%)、2位「健康的な食事」(37.0%)、3位「運動」(36.5%)というトップ3に。約7割の母が、「美しくいるためには“意識”が必要」と確信しているのです。

娘が伝えられない気持ちを言葉にして母に伝えれば、母の意識は変わるかもしれません。その絶好のタイミングは、まさしく「母の日」。こんな最高のプレゼントが、他にありますか!?
(寺西ジャジューカ)