サッカーチーム、「マンチェスター・ユナイテッド」が公式栄養サプリメントパートナーの契約を結んだ万田発酵の「万田酵素」が話題となった

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先日、筆者が愛読していた漫画『もやしもん』(原作:石川雅之/講談社)がコミックス13巻をもって完結した。もう「かもすぞー」という“菌”たちの声が聞けなくなる。そんな喪失感から、心にぽっかりと穴が空いてしまった筆者は何も手につかない状況である。

『もやしもん』は肉眼で“菌”を見たり、菌たちと会話することができる主人公・沢木と、彼が通う農業大学の仲間たち、そしてデフォルメされた可愛らしい菌たちが繰り広げるハートフル(?)な日常を描いた作品だ。“菌”やウイルス、酒造りに関する知識と教養がビッシリと詰まった漫画史に名を残す名作である。

■「かもすぞー」の「かもす」って?
作中でたびたび発せられるフレーズに、「かもす(醸す)」というのがある。「かもす」とは、“発酵”の作用を通じて酒や醤油、味噌、チーズ、ビールなどを製造することで、作中では、発酵、腐敗、菌たちの繁殖の様子をあらわす際に使われる。

そもそも発酵とは、微生物の働きによって有機物を分解し、特定の物質を生成すること。あらためて発酵について考えてみると、日本人の食生活は発酵食品と切っても切れない関係にあることに気づかされる。代表的なものには味噌、納豆、酒などがあるが他にもたとえば、くさや、塩辛、お漬物や酒粕、そして鰹節なども実は発酵食品なのである。

■マンUのパートナーになった発酵食品があった!
なんと、イングランドのプロサッカーチーム「マンチェスター・ユナイテッド」と公式栄養サプリメントパートナーの契約を結んだ発酵食品があるそうだ。それが、「万田酵素」(万田発酵株式会社)である。

「あの有名プロサッカーチームと契約するなんて、一体どんなものが入っているのか?」と調べてみると、黒砂糖や果物類、根菜、穀類、海草類など53種類以上の原材料を使用し、熱を加えることなく自然発酵によって、発酵、熟成させたものだという。

マンUがパートナー契約を結んだ万田発酵が製造する「万田酵素」は、瀬戸内の因島という地域で作られており、温暖な気候にくわえて中国山地と瀬戸内からの風向きという条件が発酵・熟成にとって絶好の条件となっているのだとか。

「万田酵素」には、発酵過程でできる乳酸、酢酸、アミノ酸やたんぱく質などが含まれており、毎日つづけて摂取することで、カラダのバランスを整える効果や美容面でも期待ができるそう。栄養素の消化・吸収がスムーズになり、質の高いエネルギーを取り入れることができるようだ。

ちなみに、万田発酵の原点は、因島で300年以上つづいた日本酒の造り酒屋。酒造りで受け継がれた伝統と技術を活かし、23年間の研究の成果として完成したものだという。こんな長い歴史があるとは……! あらためて「かもす」ことの歴史に興味が湧いてくる。

さて、ここ最近はダイエット・美容効果などを期待する女性に注目されている発酵食品だが、ダイエットにも美容にも大敵なのが「冷え」だ。万田発酵では、愛用者の女性からの要望に答えて、3年3カ月以上、発酵・熟成させた「万田酵素」にショウガをプラスした「万田酵素プラス温」を発売している。

健康・美容に関心があるならば、まずは食生活のなかで発酵食品や良質なたんぱく質の摂取を心がけよう。それにプラスして、自分にあった健康補助の手段として「万田酵素」を利用してみるのも良いかもしれない。
(はなふさゆう)