鉛筆とともに、ストレスも飛んでけ!

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小さいころ、走って転ぶじゃないですか。そういう時、どうしていましたか。ツバを付けてました? バンドエイドを付けてました? ただただ、我慢していましたか? はたまた、こういうのもありましたよね。「痛いの、痛いの、飛んでけー!」という、おまじない的なケア。「そんなの効かないよ!」と幼心に思っていたものの、実はホッコリしていました。

そんなわれわれも、大人になった。ストレスと向き合い、格闘する毎日。こいつにこそ「飛んでけー!」と言い放ちたいのが、今の正直な心境です。
……さぁ、飛んでってもらいましょう。“モノづくりを通じ世の中を元気にする”と掲げている会社「アッシュコンセプト」によるオリジナルブランド「+d(プラスディー)」から発売されている「ビューン」は、ペンや鉛筆とともにストレスも飛ばしてくれるプロペラであります!

ではまず、使い方(遊び方)について。「ビューン」は、プロペラ1つと付属鉛筆1本のセットになっています。プロペラ中央部に穴が開いており、ここに鉛筆を差し込み、竹とんぼと同じ要領で飛ばすとスカッとする!
「穴とサイズが合うようでしたら、付属鉛筆以外のデスクに置いてある何かを飛ばすことができるかもしれません」(担当者)

私も飛ばしたい! というわけで、早速取り寄せました。ストレス、たまってるもの……。
そして届いた、“大人のプロペラ”。早速、鉛筆をセットしました。ここからはもう、やることは一つだけ。両手で挟んで、グリグリと回転させちゃいます。もう、この時点で心地良いぞ!
じゃあ、行きます。飛んでけー。……飛んでった! 普通に飛ぶ。と言うより、舞う。実はですね、子どものころに竹とんぼで遊んだ経験がないんです。ハッキリ言って、世代じゃない。しかし、楽しい! 「ストレスを飛ばす」というより「楽しさで上書きする」といった心境が近いかもしれない。
「このプロペラ、没頭して遊べます。夢中になっちゃいます。夢中になってるということは、ストレスが消えてるのかもしれません。現実逃避というか(笑)」(担当者)

はたしてどんな人たちが購入しているのでしょう。やはり、ストレスのたまったビジネスパーソンが多い?
「サラリーマンの方、特に年配の男性が多いです。子供のころ、実際に竹とんぼで遊んでいた人が懐かしがって購入するケースが多いですね」(同社・担当者)
それだけじゃない。小さなお子さんも、興味を示している模様。
「店頭に置いてあるビューンを手に取り、夢中になって遊んでいます。お母さんにおねだりしているのも、何度も見かけましたよ」(担当者)
“大人のプロペラ”でありつつ、“子どものプロペラ”でもあった。要するに、“みんなのプロペラ”。

そんな『ビューン』の価格は540円(税込)。同社直営店「KONCENT」(東京都台東区)か同社ウェブショップ、もしくは全国小売店の雑貨・文具コーナーで購入できます。

ちなみにこの竹とんぼ、自分の力加減によって飛距離を調整できるので、会社内での遊戯にも適しています。身近なところに着地させるよう、気を付けたりして。というか、社内での遊び過ぎは推奨できませんが……。
(寺西ジャジューカ)