4人に1人が「お寿司でおもてなししたい」と考えている

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2013年12月、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。めでたい!
ということは、海外の方が和食を口にする機会が増えるのかも。う〜ん、日本人としてはどんな料理でおもてなししたら良いと思います?

というわけで、このデータを掘り下げてみましょう。新しい“聞くだけ英会話教材”『エブリデイイングリッシュ』を発売するエス株式会社は、購入者の一部(836名)を対象に「外国人におもてなししたい日本食に関する調査」を実施しております。

はたして“外国人におもてなししたい日本食”は、何なのか? 結果、1位を獲得したのは「寿司」(25.0%)でした。なんと、4人に1人が挙げていますよ!
以下、2位「天ぷら」(11.0%)、3位「懐石料理」(7.8%)という順になっており、トップ3は図らずも高級料理が独占しているようですね……。
一方、4位には「味噌汁」(7.5%)、7位には「煮物」(3.5%)と、家庭料理も上位にランクイン。これらの料理は「外国人を家におもてなしし、日本食をふるまいたい」という思いからきたものと考えられます。「ホームステイを受け入れたい」といった声も見受けられたようですよ。

では、世代別で見ていきましょうか。ここでも強いのは、やはり「寿司」。全世代で1位を獲得しています。
というか、40代までは1位「寿司」、2位「天ぷら」、3位「味噌汁」のトップ3は揺るがず、といった状況。若い世代の方が「家庭的なものをおもてなししたい」と考えていることが浮き彫りになっております。対照的に、60代以上の世代からは「懐石料理」や「すき焼き」が挙がっており、はっきり“高級志向”と言えますね。

じゃあ、いよいよおもてなしするとしましょうよ。向かうは、もちろんお寿司屋さん。……はて、困ったぞ。そういや自分、英語力がかなり怪しかったっけ。しかも、ここはお寿司屋さん。日常英会話としてお馴染みの定型文だけだと、全くもって足りない気がします。でも専門的なことやマナーについて、わかるようにアドバイスしてあげたい!

しかし、大丈夫。同社、“外国人を寿司屋でおもてなしするときに使える英語”を例文にし、いくつか挙げてくれていました。助かった!
じゃ、以下に列挙していきましょうかね。

「Your nose may burn when you eat the wasabi.」
(わさびを食べると鼻につんと来ます)クリックで音声再生

「Do you have any food allergies?」
(アレルギーはありますか?)クリックで音声再生

「Ginjo and Dai-ginjo are delicious sake.」
(酒の中でも吟醸酒や大吟醸酒がおいしいです)クリックで音声再生

でも、行き先が回転寿司屋だったらどうします? 注意点が増えてしまうな……。というわけで、以下の例文もどうぞ。

「Please take your favorite dish or order.」
(好きなお皿を取ってください。注文してもいいで)クリックで音声再生

「The price depends on the color of the dish.」
(お皿の色によって、値段が違います)クリックで音声再生)

「Please do not return the dish.」
(お皿は戻さないで下さい)クリックで音声再生

これで、安心? 安心だろうか……。恐らく、一番良いのは実体験ではないでしょうか。これらの英文をマスターしたら、思い切って外国人をおもてなししてみましょうよ。そこから、自ずと道が開けていくはずです!
(寺西ジャジューカ)