マウスパッドだし、光るし、計算機になるし、USBハブになるし

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昔、かれこれ約20年前。「テレビデオ」なる商品が、一世を風靡したのを覚えていますか? その名の通り「テレビ」と「ビデオ」が一体となった、当時としては革命的な家電品。私も持ってました。重宝してましたよ。

いや、テレビとビデオは親和性が高い。一つにする意味にも納得。一方で、こんなアイテムもある模様。株式会社センチュリーが3月より発売しているのは、その名も『ブルーフラッシュ3 in 1 計算機マウスパッド』であります。
これは、なんと3つの機能が1つとなったアイテム。「マウスパッド」、「計算機」、「3ポートUSBハブ」が合体いたしました。
「先日の“角マウス”には当社としても非常に力を注いでまして『他のPCアイテムも付随して充実させたい!』と考えての、今回の発売となりました」(同社・担当者)
“角マウス”に惹かれたユーザーが、「これも面白そうだから」と触手を伸ばしてくれたら……。そんな淡い期待もあるようだ。

ちなみに同社、2月に似たようなコンセプトの商品を発売している。こちらの商品名は『レトロ計算機マウスパッド』。オープンリール式テープデッキのようなデザインが施されており、ボタンをプッシュすれば計算も可能となる、という代物。
「『レトロ〜』は、まさに“角マウス”を意識させるようなノスタルジックなデザインでした。ただボタンの操作性に関しては、今回のものより少しだけ落ちます。いや、あちらもそんなに反応は悪くないんですが(笑)」(担当者)

というわけで、今回のマウスは色々ブラッシュアップされている。操作性は言わずもがな、一番の売りは“多様性”であろう。
「デスクのスペースを有効活用したい人に重宝していただける商品だと思います」(担当者)
USBハブが欲しい、計算機を置きたい、マウスパッドはある……。ふと見ると「なんだ、この繁雑さは!」と頭を掻きむしり、全てをチャラにしたくなってくる! そんなデスクをお持ちのアナタ(私)にオススメだそうです。

ススメられたら、試すしかない。実際に取り寄せましたよ!
さてパソコンと接続するといきなり“ピカッ!”、ブルーの光に包まれた!
「LEDで光るので、“光りモノ”が好きな若者にも気に入っていただけると思います」(担当者)
この上でマウスを走らせると、そりゃもう使い勝手は極上。スルーっと行くし、画面上のカーソルも思いのまま。……ここで、気になることがありませんか? 「果たして、マウスパッド上の計算ボタンは作動しないのだろうか」と、私も不安に思っていました。大丈夫です。勝手に、意図せず、作動しない。
「使っていただいたのでお分かりだと思いますが、ボタンには出っ張りがなく、フラットなマウスパッドになっております。誤作動は有り得ません」(担当者)

計算機能を活用したい場合はマウスを脇に置き、指でプッシュしていただきたい。もう、普通の電卓と同じ感覚でどうぞ。それほど強く押さなくて良い。ナチュラルに数字を指で押せば、パッド上部の12桁の液晶ディスプレイにカウントが表示されるので。
ちなみに計算機能は、太陽電池と内蔵補助電池により駆動しています。よって計算途中に遮光した場合でも、内蔵補助電池によって計算内容は保存されるとのこと。

そんな『ブルーフラッシュ3 in 1 計算機マウスパッド』は、同社の直販サイトである「白箱.com」にて発売されています。価格は、1,980円(税込)。

「正直、計算機をバリバリ使っている人ではなく、それよりも『デスクのスペースを有効活用したい!』と考えている方に向いたアイテムだと思います」(担当者)
それって、私じゃないですか! これで、少なくともデスクの1/4は確保できたな。ありがとうございます!!
(寺西ジャジューカ)