足裏の「ツボ」ではなく「反射区」を刺激するダイエットインソール
もちろん若い頃はへっちゃらだったので、そんな自分のつもりで足を入れたんです。……痛い！ よくこんなもの履いてるな、他の人は。今の私なら、2秒でギブ。「足ツボ・足裏は体全体を表している」なんて話も聞くし、体にガタが来ているんでしょうね。
というわけで、足裏に注目。色々調べてたら、こんな書籍を見つけました。2月15日に主婦の友社より発売された『ダイエット プレミアム インソール』（税抜1,333円）には、履くだけで様々な効果が期待できるインソールが付属されているみたいです。
・やせ体質になる
・下半身太りがスッキリ
・O脚を改善し脚長に
・耐えられない冷え性を改善
・むくみ改善
・姿勢改善＆バスト・ヒップアップ
・女性ならではの悩み（生理痛、便秘など）にも
どれもこれも夢のような話だが、「足裏は全身にある臓器や器官、神経が反射投影されている」が東洋医学の考え方。インソールがそれぞれに対応する部位を刺激し、体を活性化させてくれるようです。
さて、ここで注目していただきたいのは「足裏の何を刺激しているのか」ということ。ツボかと思いきや、違うんです。皆さん、「反射区」ってご存知ですか？
「ツボが小さな"点"（ポイント）であるのに対して、反射区は少し広い"面"（ゾーン）であるのが特徴です。そのため誰にでも探しやすく、刺激しやすいというメリットがあります」（同書から）
反射区を刺激すると、特に「足のむくみ」、「手足の冷え」、「便秘」への効果は即座に感じられるそう。
というわけで、実際に私も履いて試してみようと思います！ 手にとってみると、インソール自体はやわらかめ。クッション性のあるジェル素材でできています。
さあ、これを靴に敷き、このまま近所を一周してみますかね。……うん、履き始めは少しの痛みを感じるが、履けないほどじゃない。全然、歩けますよ。日常使いの範囲内だと思う。
そして気になるのは、インソール外側部分に施された突起。これ、外側に偏りがちな重心を正しい位置へ促す効果があるそうです。
「日本人は世界的に見ても歩き方がカッコ悪く、足の外側（くるぶし側）に重心が偏りがち」
「この状態ではO脚になりやすく、O脚でなくても太ももの内側の筋肉が衰えて疲れやすくなり、逆に外側の筋肉だけが発達してしまうため、脚のラインがいびつになってしまいます」（同書から）
これでは足という土台のバランスが悪くなり、上体の骨盤や背骨にゆがみが生じてしまう。姿勢も悪くなる。バランスが悪いと体のいたる部分にムダな力が加わり、肩こりや腰痛が現れる。疲労もしやすくなる。重心の偏りは血液やリンパの流れを悪くし、冷えやむくみの原因にもなる。おかしな場所についた筋肉のせいで、シルエットバランスがくずれる。……と、悪いことだらけ！ 反射区を刺激するだけでなく、そんな最悪な重心のズレを正す効果もあるようです。
ちなみに、このインソールはリバーシブル。裏面には「合成カプサイシン」が練り込まれた黒いドットの突起が付いています。合成カプサイシンには末梢神経を刺激して体温を上げる作用があり、冷え性や肩こり、腰痛に最適。体調に合わせ、表裏をチョイスしてみてもいいみたいです。
そんな同書の反響について。
「20代から50代まで幅広く購入されています。簡単ということもあり、幅広い年代が支持しているのではと分析しています」（編集を担当した「主婦の友社」三宅川さん）
実は昨年4月に『インソールダイエット』（マキノ出版）という書籍が出版されており、23万部突破という大ベストセラーを記録したそう。そして今回は、その最新版。「ツボを刺激する突起が細かくなった（より刺激を効果的に与えられる）」、「リバーシブルで使える」、「裏が合成カプサイシン配合のドット」、「貼るタイプでなく、靴に入れて履くだけ」という改良点が加えられました。女優・モデル御用達サロンとして知られる「アスカクリニカルサロン」院長・小野里勉氏による渾身の一冊です。
「私も2ヵ月ほど使用していますが、姿勢が矯正されて、歩く姿もスッとした感じになりました」（三宅川さん）
私も、使い続けてみようかな。女性だけじゃなく、もちろん男性にも嬉しい効果が期待できます。
（寺西ジャジューカ）
