南スーダンで国連平和維持活動(PKO)にあたっている韓国軍ハンビッ部隊が現地で“孤立”の危機にあるとメディアが報じたことについて、韓国合同参謀本部は「事実ではない」と否定した。複数の韓国メディアが5日、報じた。

  同本部は、ハンビッ部隊が駐屯する州都ボルの周辺に特に異常はなく、物資も補給されていると説明したという。

  韓国メディアは4日、首都ジュバの空港から現地で活動する韓国軍に物資を届けるヘリコプターが、安全上の問題により離陸許可が7日間下りていないと報道。ヘリコプターには食料や弾薬、医薬品などが積まれているが、韓国軍の近くでは政府軍と反政府軍の交戦が続いており、事実上“孤立状態にある”と伝えていた。(編集担当:新川悠)