お笑い芸人渡部建アンジャッシュ)が、彼女と過ごしたクリスマスの不快な思い出を明かした。特に今年、手作りのクリスマス料理を初めて彼に振舞う予定の女性には、少々耳の痛い意見である。

12月19日深夜放送の『せまソン♪』(日本テレビ)は、「X'masなのにHappyなことがひとつもなくて、サンタに慰めてもらいたい時に聴きたい曲」を出演者各々が選んだ。司会の渡部建が選んだのは、『雪が降る町』(ユニコーン)である。この歌のように渡部も、クリスマスの夜に人で混み合う街に出かけるのが好きではない。また女性側のクリスマス・デートに関する要求が多様で、応じるのが面倒だとも語る。

普段何もしない女性が自ら「クリスマスは手料理を振舞う」と言い出したのに、自分の技術の無さや段取りの悪さからイライラし始める様子が、「大嫌い」だと渡部は語気を強めた。店のテイクアウトを選ばず、張り切って作ってくれる彼女の手料理は、たとえ不味くても全然平気だという。だが自分の不手際から調理中にブツブツ文句を言い出し、勝手に不機嫌になった彼女の姿に渡部は怒りを覚えたそうだ。

過去には、料理ができない彼女が「クリスマスに中華を作る」と言い出し、不安になったという渡部。案の定、一品目の麻婆豆腐から舌が麻痺するほど辛い失敗作。そして目の前には、料理のできない自分に腹を立て勝手に機嫌が悪くなった彼女がいる。料理は不味い、彼女はふて腐れる、渡部にとっては散々なクリスマスの思い出なのだ。

ちなみに渡部は食べ歩きが趣味で知識は豊富だが、自分で料理はしない。女性からすると「食にうるさいのに自分で作らない」という渡部も、厄介に思われる男性のひとりである。
(TechinsightJapan編集部 みやび)