マンU香川、今季初のトップ下で躍動も「結果が欲しかったです」

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 チャンピオンズリーグ・グループステージ第5節が27日に行われ、グループAでは日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uがレヴァークーゼンと対戦し、5−0で勝利を収めた。

 試合後、香川は次のようにコメントした。

−香川選手のボール奪取から点が入り、流れが変わったと思うが?
「いい速攻で、ゴールが入ったので綺麗だったと思います」

−レヴァークーゼンは組織的で、自由にプレーさせてもらえない様子だったが?
「そうですね。最初は結構様子を見て入る感じで、その中でもレヴァークーゼンはアグレッシブに攻撃を仕掛けてきたので。うまく失点ゼロで抑えていましたし、その中で良い時間帯にカウンターから入ったので、すごく試合を優位に動かせやすかったです」

−打撲ということだったが?
「そうですね、ちょっとまだ足首が打撲していたので。万全ではなかったので、この試合に向けて準備してくれと言われました」

−トップ下でのプレーは今季初だが、自分の中で感触は?
「やっぱり、試合前から楽しもうということは思っていました。ただ、5−0で勝った上で、結果が欲しかったですね」

−左サイドでプレーするより、中央の方がやりやすいという感触は?
「自分は動きながらプレーするタイプの選手です。代表でも左をやっているように、両方で高いものを示していきたいし、それは自分にとって必ず意味のあることなので、状況に応じて自分に足らないものを求めています。そこをしっかりとハードワークしていきたいです」

−ルーニーとの関係について
「本当に周りの選手を生かしてくれますし、しっかりと得点にも絡む選手だから、自分は逆にすごく合わせてもらっている感じがあります。本当にやりやすいので、やっぱり楽しいです」

−モイーズ監督の下で初めてトップ下で起用されて、試合を楽しめたか?
「はい、楽しめました」

−結果が欲しかったという気持ちは?
「どれくらいという表現は難しいですけど、やっぱりゴールは必要でした」

−シュートまでいけるシーンが少ないということについては?
「どちらかというと周りを生かす方になっているかなと。自分もその中でフィニッシュまでいけるように、もっとがんばります」

−チャンピオンズリーグは決勝トーナメント進出が決まったが?
「とりあえず、1位で抜けるためにしっかりとホームで勝って、良い抜け方をしていきたいです」

−周りを生かす方に回るというのは、ポジティブに考えているか?
「そうですね、やっぱりこのチームは本当に個の力が強い選手が多いので、そういう選手が目立つ部分は、逆に生かせる選手が目立つところでもあると思います。ただ、それだけでなく、自分も生きるように頑張ります」