リクルートジョブズが同社の求人メディアに掲載された求人情報からまとめた9月の派遣スタッフ募集時平均時給調査によると、三大都市圏（関東・東海・関西）の平均時給が4カ月連続で前年同月を上回ったことが分かった。

　三大都市圏の平均時給は前年同月比2.0％増の1513円で、4カ月連続で前年同月を上回った。2カ月連続の1500円超えとなり、過去3年で最も高い水準となっている。

　職種別に前年同月と比べると、営業・販売・サービス系1368円（2.5％増）、オフィスワーク系1450円（1.1％増）、クリエイティブ系1593円（0.3％増）、医療介護・教育系1454円（0.3％増）が増加した。営業・販売・サービス系は、7月から増加に転じ急上昇している。

　一方、減少したのはIT・技術系1833円（1.5％減）のみで、9カ月連続の減少となった。

　地域別に前年同月と比べると、関東1573円（1.4％増）、東海1338円（2.1％増）、関西1358円（1.0％増）。関東と関西は3カ月連続、東海は5カ月連続の増加。すべての地域の平均時給が過去3年で最も高い水準となっている。

求人広告 40カ月連続で増加､求人サイトは3カ月連続で30％超の増加
派遣労働者が働く事業所の割合が低下
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