リクルートジョブズが同社の求人メディアに掲載された求人情報からまとめた8月のアルバイト・パート全国エリア別募集時平均時給の調査によると、三大都市圏（首都圏・東海・関西）の平均時給が2カ月続けて前年同月を上回ったことが分かった。

　三大都市圏の平均時給は前年同月比0.4％増の951円（前月946円、前年同月947円）で、2カ月続けて前年同月を上回った。

　職種別に前年同月と比べると、営業系（2.1％増）、フード系（1.0％増）、製造・物流・清掃系938円（0.9％増）、事務系（0.7％増）が増加。

　フード系は22カ月、製造・物流・清掃系は19カ月、事務系は11カ月連続の増加となっている。

　一方、減少したのは販売・サービス系（0.1％減）、専門職系（0.1％減）で、いずれも微減。

　地域別に見ると、首都圏989円（前月984円、前年同月988円）、東海898円（前月891円、前年同月893円）、関西909円（前月904円、前年同月904円）。首都圏は20カ月ぶり、東海は2カ月ぶり、関西は14カ月連続の増加となった。

派遣平均時給 1500円超え､3カ月連続で上昇
上場企業の平均年収 600万円､業種間の格差大きく
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