明日29日(金)、プロ野球2013年シーズンがいよいよ開幕を迎える。セ・リーグであれば、他の5球団から厳しいマークにあうのが、言うまでもなく昨シーズン王者・巨人だろう。

だが、主力7選手がWBCに参加するなど、選手の疲労やモチベーションにおいて、幾つかの懸念が残る現状、日本テレビ「NEWS ZERO」(27日放送分)では、原辰徳監督にインタビューを行った。

「準備という点では、非常に順調にきているなと。明後日開幕を迎えますけど、一通りの準備はできている。ただ、長丁場ですから、今日より明日。明日より明後日っていう感じでチームが少しずつ前進して大きくなっていく。これはしっかり心がけたい」。こう語った原監督は、懸念される(WBC参加)選手の疲労について「まったくないですね」とキッパリと言い切った。

さらに、「そういう“疲れた”と言っているようでは、“だからWBCは負けたんだ”とみんなに言われますね」と厳しい言葉を続けた原監督は、「(選手は)そんなことは言わないだろうし、彼らも立派に戦ってね、惜しくも準決勝で負けてはしまいましたけど、逆にその部分で大いにプラスのエネルギーに変えて戦ってくれると。仮に、僕の耳に、そんなことがちょっとでも入ったなら、私はスタメンからすぐ外します」と続け、この点については“問題なし”を強調した。