マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリが、34万ポンド(約4600万円)の罰金処分に抗議し、クラブを裁判所へと連れ出した。

英紙『デイリー・メール』によると、マンCはバロテッリの規律面での度重なる問題行動に対し、厳しい罰金処分を科していたそうだ。バロテッリは19日にロンドンの裁判所に姿を見せるという。

22歳のバロテッリは、クラブによる罰金処分に正当性がないと考えている。報道によると、敗訴の場合は高額の訴訟費用も負担しなければいけないそうだ。

『デイリー・メール』によれば、これは新たなバロテッリとマンCの亀裂のシグナルだという。マンCはクラブ内部での選手の訴えを却下したそうだ。

ロベルト・マンチーニ監督は15日のプレミアリーグ・ニューカッスル戦で、バロテッリをメンバーから外している。3−1で勝利したマンチョは、「彼が家に残ったのは、練習する必要があるからというだけだ」とコメントしていた。

バロテッリはマンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチで、FWカルロス・テベスとの交代を命じられた際にも、あからさまに怒りをあらわにしながらピッチを退いていた。