乾がレギュラー剥奪のピンチに…指揮官「もっと戻って守備をするべき」

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 フランクフルトに所属する日本代表MF乾貴士が、レギュラーを追われる危機に直面しているようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。今シーズンの乾はブンデスリーガ第5節までに3ゴールを挙げ、4連勝を飾ったフランクフルトの開幕ダッシュに大きく貢献するも、ここ4試合はノーゴール。チームも直近のリーグ戦3試合で1勝2敗と勢いに陰りを見せている。

 シュトゥットガルトに1-2で敗れた28日の第9節の後、乾にリザーブ組に混じってのトレーニングを命じたアルミン・フェー監督は、「タカシはこれまで以上に守備に戻って戦わなければならない。過大評価するわけにはいかないんだ。今後の彼の反応を見てみるよ」と、守備面での改善が必要と乾に苦言を呈した。

 また同紙は、シュトゥットガルト戦で乾と交代しピッチに入ったカリム・マトムールのプレーをフェー監督が評価しており、中盤左サイドの定位置争いが激しくなっていることを指摘。「乾のレギュラーの座が揺れている」と伝えている。

[写真]=原田亮太