3万円のハイエンド誌「リシェス」1050冊限定でグッチの菓子器付き

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 ハースト婦人画報社が、成熟世代の女性に向けた新ハイエンド誌「Richesse(リシェス)」を6月28日に創刊する。「読者自身を凛と美しく輝かせる『鏡』のような存在でありたい」という思いから、表紙には直径約18cmの円形の鏡を使用。創刊を記念して製作されたスペシャル版は、「GUCCI(グッチ)」との特別企画により、価格は女性誌としては過去最高額の3万円。シリアルナンバー入りで限定1,050冊を販売する。 3万円のハイエンド誌「リシェス」創刊の画像を拡大

  約400ページにわたる創刊号はオールカラーで、全ページに厚みのある上質紙を使用。また、読者アンケート欄にはハガキではなく封書を付けるなど、誌面の随所にワンランク上のプレミアム感が醸し出されている。創刊を記念して組まれた約100ページの大型企画「世界ハイエンドの旅へ」では「HERMÈS(エルメス)」や「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」などのハイブランドからセレクトした旅アイテムとともに、「普通の旅にはもう飽きた」というセレブリティのためのハイエンドな旅を紹介。アブダビやドバイなどの首長国を巡るプランや、プライベートジェットのチャーター法など、ラグジュアリーな旅の楽しみ方が掲載されている。「GUCCI」との特別企画によるスペシャル版は、雑誌と皇室御用達の京漆器の名店「象彦」特製の蓋付き菓子器「ヤンポ」をセットで販売。スナップボタンの付いた厳重なボックスに入れられており、菓子器はさらに「GUCCI」のロゴが刻印された桐箱に封入されている。 フランス語で「豊かさ」を意味する「Richesse」のテーマは、「Ultimate Luxuary(究極のラグジュアリー)」。 成熟さを増す日本のラグジュアリー市場において、ハースト婦人画報社の女性月刊誌「25ans(ヴァンサンカン)」とともに「Richesse」の編集長を兼任する十河ひろ美を中心に、「自分らしく輝いている女性がいちばん美しい」というメッセージを込めて創刊する。2012年の発行ペースは6月と11月の年2回で、2013年より年4回の発行を予定。創刊号の発行部数は4万部。なお、創刊号は通常版とスペシャル版の2種類を用意しており、スペシャル版のみ主要都市を中心とする限定書店で販売される。価格は通常版が1,980円(税込)、スペシャル版が30,000円(税込)。