共感する気持ち、これを商いにつなげるマーケティングとは?

Facebook市長としてすっかり有名になった、武雄市の樋渡市長が、自身のブログにて「共感」について語っておられます。

これからはiSopsの時代だ。(ブログにリンクします)

昨年の震災で、「絆」そして「共感」という言葉がキーワードになり、今日に至るまで、今まで以上に大切にされてきた感がありますね。
ところが、震災前の2010年に、すでに「絆」「共感」の時代に入りつつあった、という兆しもあります。

2010年、4月には、『キズナのマーケティング』(池田紀行/アスキー新書)がかなり売れ、9月、広告業界で知らない人はいない、さとなおこと佐藤尚之さん(上記樋渡市長のブログにも登場しています)がブログで「AIDMA → AISAS の次は、「SIPS」かな」(←ブログリンク)と。
そして、2011年1月31日に、マーケティングの新理論「SIPS]を電通を通じて発表しています(「新・生活者消費行動モデル概念『SIPS』について」参照)。

並行して、2010年9月、経営コンサルタントでもあり、マーケターでもある阪本啓一さんが、『共感企業』(日本経済新聞社)を発売。

マーケティングに関心の高い人は、「絆」そして「共感」の時代が到来したこと、肌感覚で感じとり、分析を進めていたんですよね、2010年にはすでに。


共感を生むためのマーケティング
これを簡単に言い表すなら、僕は

“自分と相手との関係性に着目し、「相手の喜び」>「自分の利益」となることを(意識的に、ないしは無意識的に)計算して行うマーケティング活動”

だと思います。

ここで3つばかり、最近身の回りで起きた事例を紹介します。


1.Z会のCMソングを歌ってくれたアーチストがわざわざ三島市までいらっしゃってくれた!

Z会のCMソング「db-デシベル-」(←YouTubeリンク)を歌ってくださっている、レイルステレオのメンバー。

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