Jリーグ春の異変、前田のジンクスにガンバは勝てるか?の巻
J1リーグ戦も開幕して3節まで終わりました。今シーズンの出だしは、なんとも興味深いですね。
上位では、去年4位と躍進した仙台とJ2から昇格したばかりのFC東京が3連勝でそれぞれ1位、2位です。
仙台は去年4位とはいえ3位との差が大きく開いてたので個人的にはあまり評価していなかったんですが、3試合で1失点と守備は相変わらず固く、7得点と得点力が上がってる・・・のかな?
FC東京はJ2上がりとはいえ、メンバーも揃っているし、ポポヴィッチ監督がおもしろいサッカーしているから、あまり意外でもないですね。
意外なのは、下位ですね。
中でも、鹿島とガンバが3連敗でそれぞれ最下位、16位です。
Jリーグを代表する強豪クラブであるはずの両チームに共通しているのは、長期政権だった監督が代わったことと、去年までの主力を何人か放出していること。
鹿島はナビスコ杯で勝っているものの、リーグ戦では3戦無得点です。鹿島の試合はテレビでちょっと見ただけですけど、何となくですが、去年までと比べて攻撃に迫力がない気がします。中盤をボックス型にしたりダイヤモンド型にしたりして四苦八苦しているようですが、うまくいってないようです。
鹿島以上にヤバそうなのはガンバ。
ACLを含めて公式戦5連敗。PSMの鳥栖戦を加えると6連敗です。
以前、チラッと見た試合では前線の攻撃が渋滞していた感じがしたんですが、今日の磐田戦では磐田があまりベタ引きしなかったこともあって試合を支配してましたね。でも、磐田のDFの裏を狙ったパス2本で2失点。守備は相変わらず駄目なようです。磐田の方はパスがろくに通らずに攻撃の組み立てが全く駄目だったにもかかわらず、少ないチャンスを決められてました。
この結果を受けて、ガンバフロントはどう動くんでしょうか?内容としては圧倒してたから、動かないのかな?去年ギリギリまで動かないで冷や汗の残留だったチームのサポーターとしては、ガンバフロントの対応が興味深いです。
まあ、監督の交代ってのは、どんな強豪チームでもリスクが大きいってのは去年浦和が嫌という程味わった訳で、改めてクラブ運営ってのは難しいと思うわけです。(関係ないけど、Kリーグでも前年チャンピオンの全北現代も監督が代わって悲惨な状態みたいですね。)
でも、まだたった3節が終わったところだし、鹿島もガンバもこのまま沈んだままって事はないでしょう、たぶん・・・。
ところで、ネット上で囁かれているんですが、磐田の前田がリーグ戦初得点をあげた相手チームは、そのシーズンは降格するというジンクスがあるそうですね。
2007年…対甲府(17位降格)
2008年…対東京V(17位降格)
2009年…対千葉(18位降格)
2010年…対京都(17位降格)
2011年…対山形(18位降格)
2012年…対G大阪 ・・・?
ちなみにPKもこのジンクスの対象ですよ。2010年の京都はPKですから。
さて、ガンバはこのジンクスを破れるか・・・