スズキのプレゼンは、鈴木修会長兼社長ではなく、本田副社長でした。
なんともやるせないのは、せっかく燃費では、ダイハツのミライース対抗でアルトエコを市場に送り出したのに、会場ではVWが対向(向い合わせ)だったことでした。

悩ましいところだと思います。

それはさておき、スズキのプレゼンとスクリーン映像では、アルトエコとコンセプトカーのレジーナ、そしてスイフトEVハイブリッドが中心でした。

特にレジーナ、初めて写真で見た時には「やってもうた感」がありましたが、どうしてどうして、実物は小粋で非常に魅力的でした。
軽規格ではなく800cc直噴ターボの普通車ですが、軽量で燃費もアルトエコ以上、居住性も良さそうな4ドアでだから、期待大です。
パラレルハイブリッドのスイフトEVハイブリッドも、自社開発が進んでいるようで実用化が楽しみですね。



今回の「小さなクルマ、大きな未来」という出展テーマは、まさにスズキが自分自身へ送るメッセージのようにも感じられます。是非がんばって欲しいと思います!



(拓波幸としひろ)



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