【DVDエンター!】Facebookで5億人の友達を創った天才の孤独
昨年7月に日本を含む全世界の登録者数が5億人を突破し、今もなお急成長を遂げている世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」。今年1月には、その誕生の裏側と真実を描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』が公開。第83回アカデミー賞で脚色賞、作曲賞、編集賞の3部門を受賞した同作が、5月25日にブルーレイ&DVDとなって発売されました。
物語は2003年10月、後に「Facebook」の創始者となるハーバード大学のコンピュータサイエンス専攻の2年生、マーク・ザッカーバーグ(19)とガ−ルフレンドのエリカとの会話から始まります。ヲタク特有の早口で独善的にまくし立てるマークの言葉は、エリカの機嫌を損ねてしまい、口論に。その後、やけになってブログに彼女の悪口を書いていたマークでしたが、今度は大学寮の名簿をハッキングすると、女子学生たちの写真を並べてランク付するサイト「フェイスマッシュ」を立ち上げます。「フェイスマッシュ」は、わずか2時間で2万2千アクセスに到達。同サイトから生まれた次なるアイディアが、「Facebook」の誕生へと繋がります。
マークと、彼の親友であり後のビジネス・パートナーとなるエドゥアルド・サベリンとの関係性は、同じく19歳で「Napster」を立ち上げたショーン・パ―カーの出現により、男だらけの三角関係へと。親友だったマークとエドゥアルドの仲は、すれ違いを重ねる度に、その溝は深まるばかりで、遂には訴訟問題へと発展していきます――。
“インターネット時代のビル・ゲイツ”と呼ばれる「Facebook」創始者のマーク・ザッカーバーグを演じるのは、若手実力派俳優ジェシー・アイゼンバーグ。彼の親友のエドゥアルド・サヴェリン役を、“新スパイダーマン”(2012年7月公開予定『アメイジング・スパイダーマン』)として注目を集めるアンドリュー・ガーフィールドが演じ、「Napster」創始者ショーン・パ―カー役には、世界中で大人気のグラミー賞受賞アーティスト、ジャスティン・ティンバーレイクが出演。ガールフレンドのエリカ役を『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2012年2月公開予定)の主演に大抜擢されたルーニー・マーラが演じ、若手俳優たちの競演も見所の一つとなっています。
本編では、「Facebook」の成長過程と並行して、時間軸としてその後に巻き起きる訴訟問題が同時に進行。感情をほぼ表に出すことなく、冷静に自身の正義を主張するマークですが、ラストシーンでは5億人の友達を創ったハズの彼の孤独が静かに描かれます。人間関係を上手く築くことのできない不器用な天才が、世界最大のコミュニケーション・ツールを発明した結果、富と名声の代償に失ったものとは…?
映画公開後、日本国内のユーザー数が急増し、5月14日現在で総人口の2.5%となる推定311万5,580人が利用していると発表された「Facebook」(セレージャテクノロジー調べ)。本編で聴くことはできませんが、予告編では2003年に日本で行われた巨大ロックフェス「SUMMER SONIC」でも数万人の大合唱を生んだRadioheadの名曲「Creep」が静かなピアノ伴奏を従えて、美しいコーラスを奏でています。
■関連リンク
・ソーシャル・ネットワーク|2011.5.25 Blu-ray&DVD Release
■Amazon
物語は2003年10月、後に「Facebook」の創始者となるハーバード大学のコンピュータサイエンス専攻の2年生、マーク・ザッカーバーグ(19)とガ−ルフレンドのエリカとの会話から始まります。ヲタク特有の早口で独善的にまくし立てるマークの言葉は、エリカの機嫌を損ねてしまい、口論に。その後、やけになってブログに彼女の悪口を書いていたマークでしたが、今度は大学寮の名簿をハッキングすると、女子学生たちの写真を並べてランク付するサイト「フェイスマッシュ」を立ち上げます。「フェイスマッシュ」は、わずか2時間で2万2千アクセスに到達。同サイトから生まれた次なるアイディアが、「Facebook」の誕生へと繋がります。
“インターネット時代のビル・ゲイツ”と呼ばれる「Facebook」創始者のマーク・ザッカーバーグを演じるのは、若手実力派俳優ジェシー・アイゼンバーグ。彼の親友のエドゥアルド・サヴェリン役を、“新スパイダーマン”(2012年7月公開予定『アメイジング・スパイダーマン』)として注目を集めるアンドリュー・ガーフィールドが演じ、「Napster」創始者ショーン・パ―カー役には、世界中で大人気のグラミー賞受賞アーティスト、ジャスティン・ティンバーレイクが出演。ガールフレンドのエリカ役を『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2012年2月公開予定)の主演に大抜擢されたルーニー・マーラが演じ、若手俳優たちの競演も見所の一つとなっています。
本編では、「Facebook」の成長過程と並行して、時間軸としてその後に巻き起きる訴訟問題が同時に進行。感情をほぼ表に出すことなく、冷静に自身の正義を主張するマークですが、ラストシーンでは5億人の友達を創ったハズの彼の孤独が静かに描かれます。人間関係を上手く築くことのできない不器用な天才が、世界最大のコミュニケーション・ツールを発明した結果、富と名声の代償に失ったものとは…?
映画公開後、日本国内のユーザー数が急増し、5月14日現在で総人口の2.5%となる推定311万5,580人が利用していると発表された「Facebook」(セレージャテクノロジー調べ)。本編で聴くことはできませんが、予告編では2003年に日本で行われた巨大ロックフェス「SUMMER SONIC」でも数万人の大合唱を生んだRadioheadの名曲「Creep」が静かなピアノ伴奏を従えて、美しいコーラスを奏でています。
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