「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の最新場面写真が公開! (C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
 革新的な設定と、衝撃のラストで映画史に永遠に語り継がれる金字塔となった『猿の惑星』。シリーズ計5作、そしてティム・バートン監督によって作られたリメイク版を経て、ついに猿の惑星の“全ての起源”が描かれる新作が2011年10月に待望の日本公開。その邦題名が『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』に決定し、作品に登場する猿の最新ビジュアルが初公開された。

 1作目では、人間を支配し文明を築いていた猿たち。本作では、遺伝子工学の実験で猿の知能が発達し、人間に反乱する過程が描かれる。まさに創世記の話である。今回公開されたビジュアルの、猿が試験管を手にする様子は、知能の発達の過程を感じさせる。

 監督ルパート・ワイアットは、「これは、革命の話。我々の文明の終わりと新しいものの始まり。もし我々の文明が終われば、次に何が起こる可能性があるのか?これは現実的にあり得る話だと思う。文明が滅んだ後は何が起こるのか?次の主役は誰なのか?」と『猿の惑星』の原点のストーリーについてコメントを寄せている。

 製作を手掛けたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『アバター』などでアカデミー賞視覚効果賞を受賞したスタジオ、ウェタ・デジタル。我々人類に反旗を翻す猿の、シワ、目、毛並みなどの精巧さ、ち密さは驚嘆するほど。デジタル処理する前の猿の動きは、動物的な動きが世界一と言われる、『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラム、『キング・コング』のコングなど様々な役を務めた俳優アンディ・サーキス。『アバター』の技術の延長上にある表現手法、体や顔にマークや機具を付けるパフォーマンス・キャプチャーという技術を駆使し、俳優の顔の表情を完璧なまでに取り込んでいる。『アバター』に登場するキャラクター、ナヴイのサイズは実際の演者との倍以上。本作での猿と演者のサイズはほぼ同じで実寸サイズのセットで演技をさせた。これにより、『アバター』の技術を応用しながらも、全てがリアルに表現をすることが可能となった。

 誰もが知る映画『猿の惑星』シリーズの原点となる作品『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』。人類の終わりと、猿類の歴史の始まりを目撃できるのは、今秋。2011年10月全国ロードショーとなる。

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