ベーシックモデルのテレビ市場は、まだまだ熱い値下げ合戦が進行中だ。やはり早い画像の動きにも残像を意識させることなく、快適なAVライフを実現するプラズマテレビ、しかもそのエントリーモデルは今週も要チェックだ。

2011年4月11日から2011年4月17日、GfK Japanが全国有力家電量販店のPOSデータを集計した数量順ランキングでは、プラズマテレビのNo.1はパナソニックのビエラTH-P42S2が不動の地位を築いている。実売価格は8万4800円。最安値ではついに5万7650円という価格の販売店も現れた。
■200万:1のネイティブコントラストで魅力の「黒」
「黒」がなぜそれほどに大事かといえば、すべての色をしっかり際立たせる土台であるからだ。文字も画像もクッキリ浮き出るには、「黒」がしっかりと黒くなくてはいけない。現行の「新プラズマパネル」採用により、画像を投影する前の予備放電なしで発光できるしくみになったため、「黒」はいっそう黒く表現できるようになった。また、ネイティブコントラスト比とは、同じ画面で同時に表現できる最大の明暗の比のこと。液晶のそれとは、まさに「ケタちがい」の200万:1を店頭でぜひ体感してほしい。

■株価や世界のニューステロップも読みやすい
もともと早い動きに強いプラズマテレビだが、同社従来機種であるPZ85では動画解像度が900本だったため、スポーツや早いテロップでは微少な残像を発生させていた。しかし現行「ネオ・プラズマパネル」搭載ビエラでは動画解像度1080本を達成。1コマの画像を表示する時間が非常に短くなり、高速での明滅にめっぽう強くなったのだ。スポーツや映画鑑賞だけでなく、経済ニュースや海外ニュース専門局を視聴するユーザーにもおすすめだ。

■こんな人向け
高画質が楽しめるエントリーモデルとあって、家族でブルーレイディスクの映画を楽しむのが王道か。一方、キャスターが話しているあいだも、ひっきりなしに世界情勢や株価が流れるタイプのテレビ番組を視聴するユーザーにとっても、文字の読みやすさとコストパフォーマンスの高さは見逃せない。


動き・発色の良さ、コストパフォーマンスでトップ独走中のビエラ【売れ筋チェック】
http://kadench.jp/archives/65532953.html

パナソニック プラズマテレビ ビエラS2シリーズ
http://panasonic.jp/viera/products/s2/p_top.html


(小松ミユキ)

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