自ら執筆する、というスタイルから外れた記事をお届けすること、ご容赦いただきたく存じます。

放射能についての危険性を、冷静な、かつ、チェルノブイリの経験を元にして述べたメールが届きました。
原発近くに幼い知人がいらっしゃる方…
この記事を届けていただけると嬉しいです。

NPO法人CANVAS、フェローの山口裕美さんから、フェロー間のメーリングリストで届いたメールを掲載いたします。
※CANVAS
http://www.canvas.ws/
山口裕美さん
http://www.canvas.ws/jp/player/profile/yamaguchi_y.html

※メールの掲載は、本人の許可を得ております。

危険から子どもを守ってください。
対処することで不安はなくなりますから。。。

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今回の福島原発で思うのですが、実は放射能の汚染は大人はあまり危険ではなく、幼児および子供が危険にさらされています。

私は86年、当時、ヨーロッパにおり、チェリノブイリの原発事故に起因する放射能の雨を浴びました。当時、テレビでもチェリノブイリの事故は放送していたのですが、ドイツ語もあまり出来た訳ではない私は、ノーテンキに近所のスーパーマーケットに行きました。
すると葉物の野菜と野菜の缶詰がなくなっていました。素朴に「なんで?」と思いました。当時はまだウェブはありませんでした。
それで近所の人に聞いたところ「ロシアの原発事故で、汚染が始まるので、今ある野菜を加工して備蓄し、今ある野菜缶詰を備える」とのことでした。ドイツ人は必ず自宅やマンションの地下に備蓄倉庫を持っていたのです。
さらに、そののち、急にテレビで甲状腺のガンの話が出てきました。
その話によると放射性ヨードを身体にいれるくらいならば、先にヨード剤を飲んだ方が良い、と言っていたのです。それで薬局へ駆けつけると、もうすでにまったく残っていませんでした。ドイツ人は黙って行動する人々でした。(笑い)

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