引きこもりから脱却する!仲間を作るiPhoneからiPadへの変化【iPhoneでチャンス掴め】
「iPadが生活を変えた」と専門家が騒いでいる。「大きさが変われば使い方も変わる」という論拠をよく目にするわけだが、そんなことは、今に始まったことでもなく、これまでも幾度となく様々な製品で唱えられてきたことでもある。そこから発せられる専門家の話や意見は、ただの感想にすぎないともいえる。

iPadに関してのポイントは、PCとケータイの間を埋めるサイズのアイテムが、今というタイミングで、何故支持されているのかということだ。

iPadは、ハードディスクを持たないし、キーボードも持たない、完全にクラウドを前提としている端末だ。そのコンセプトは、既存のPCタブレットやパソコンなどに比べ、軽いコンピュータを実現しているわけだ。しかし、今後アンドロイドを搭載した端末の登場も予想されているわけで、iPadがApple製だから売れているわけではないと私は見ている。

■どこでもではなく、そこで仕事がしたいを実現する
軽くて薄くなれば、その端末を室内や屋外に持ち歩きたくなるものだ。ちょっと散歩にいくとき、ちょっとリビングルームで落ち着くとき、ノートパソコンは持って行きたくなくても、iPadなら持って行きたくなる。

今までは、そうした端末はケータイが主流であった。それがiPhoneのようなスマートフォンが登場し、iPadが登場すると、電話だけでなくコンピュータを持ち歩きたいという、これまで抑えられていた欲望が刺激されるようになる。

パソコンは大きく、重いからとあきらめざるを得なかった人びとの心の鍵を開けたのだ。

iPadに対応し、はやくも指でタップしてグラフィックデザインをするアプリケーションや、企画書を作るアプリケーションが生まれている。

ケータイできるコンピュータの登場は、いつでも、どこでも仕事ができるわけだが、それ以上に、クリエイティブな場所をあえて選んで仕事場にすることができるのだ。つまり、クリエイティブな仕事をするため、発想が刺激される環境をいつでも仕事場にできるという、新しい価値観だ。

■すべての人の壁を越える
シリコンバレーの街で看板広告に使われているiPadのクリエイティブは、スカートの膝の上にiPadが乗っているというものだ。

キャリアウーマンがノートパソコンを外に持ち出している光景はセクシーさのかけらもないが、これはいい。プレゼン資料なんかをたくさん入れている野暮ったいキャリアウーマンやビジネスパーソンなど見たくもないが、iPadがあれば、そんな野暮ったさも解消される。

iPhoneという端末が証明したのは、ケータイもスクリーンタッチの方が子供や老人にとって使いやすいということ。iPadは、同じことをコンピュータでも証明しようとしているのだ。

男女、年齢の壁という、ケータイもパソコンも超えられなかった壁を崩すことができる可能性を内包しているといえるだろう。

■個人の端末からシェアする端末へ
iPadがもたらす変化には、あと一つ重要なことがある。

iPadは、一人で使うものではなく、他の誰かと使うものということだ。大きい画面を一緒に体験したくなる。また、グラフィックと音が周りの人の興味と共有を引き寄せてくれるからだ。

「ほら見てよ」と、見せたい画面サイズ、そして聞かせたい音が相手に飛び込んでいく。

iPadなら、ほかの人と遊ぶボードゲームやカードゲームのような感覚を呼び覚ましてくれるのだ。
iPadがあれば、野球やサッカーのように、ボールさえあれば仲間と遊べる楽しさと同じような仲間とのコミュケーションができる端末なのだ。

現に多くのゲームアプリで、二人対戦やブルートゥースでの同期により複数の人が繋がる工夫がほどこされている。

■人と人を直接繋げるツール
人と人をリアルに繋げるiPadで大切なのが、誰と使うのか?ということ。

子供を膝の上に乗せて一緒に楽しむシーンがある。床に置いたiPadで子供たちが遊ぶシーンもあるだろう。

とき、会話が途切れたカップルがコミュニケーションの糸口を二人で探すシーンや外国人と翻訳機能を使いながらのコミュニケーションをとるシーンなど、相手との壁を対面しながら取り除く手助けをしてくれるだろう。

これまでのパソコンは、ネットやメールなどを介してコミュニケーションをとることには長けていたが、直接コミュニケーションをとることには無力だった。

■直接繋がるツールこそ必要だ
パソコンのアプリケーションは、ブラウザとメール、ワード、エクセルなど、自分一人で完結できるツールでよかったが、iPadには直接コミュニケーション・共有できるツールが必要となるだろう。

そして、今問題なのは、カップル指向を持つアプリケーションがとっても少ないということだ。

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