鳥取に出現!砂だけでつくられたスゴイ宮殿とは

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鳥取県といえば「鳥取砂丘」が有名だが、その“砂”で作った彫刻作品を展示する日本で唯一の“野外美術館”があるのをご存知だろうか? その名もズバリ、「砂の美術館」だ。

砂で作られたとは思えない精密さ!「シュテファン大聖堂」はこちら

この美術館、2006年から「イタリア・ルネサンス」「世界遺産・アジア編」と、過去2回の展示を行っている。いずれも大盛況のうちに幕を閉じているが、毎回テーマごとに作られる“砂の宮殿”がスゴイと評判なのだ。

「『砂』と『水』のみで作り上げる砂の彫刻“砂像”は、砂でこんな作品ができるのか!といった驚きや感動を与えてくれます。今回も世界トップクラスの砂像彫刻家を招き、10作品を展示します」と話すのは、「サンドパルとっとり」の下澤館長。

今回は、9/18(金)から2010年1/3(日)まで「砂で世界旅行・オーストリア編〜貴族文化と音楽の都を訪ねて〜」を開催。音楽の都、オーストリアの豪華絢爛な建造物やモーツァルト、ハイドンといった偉大な音楽家たちを砂像で再現し、夜はライトアップで幻想的に演出。メインの「ベルヴェデーレ宮殿」は、幅16.2m、高さ4.2mの大きさになるというから迫力満点だ。また、会場内にある展望広場では鳥取砂丘をバックに砂像が楽しめるようになっているという。

鳥取の“砂”という資源を活用した新たな観光素材ができないだろうか、という想いから始まった「砂の美術館」。永久保存できない芸術の魅力を楽しんでみては。 【東京ウォーカー】

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