辛くて甘い!?「カレーかき氷の素」の魅力

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夏といえば「かき氷」だが、世の中には変わった味のシロップが存在する。たとえば、「カレーかき氷の素」(240g・350円)。毎年約600本が完売する隠れた人気商品だ。2007年からの商品で、今年も3月末に販売を開始した。

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「カレーかき氷の素」とは、カレーの辛さ・香りに、はちみつの風味が加わったという、かなり珍しい“かき氷シロップ”。「香りはカレーだけど、味は甘い」「意外にカレーがかき氷に合うことが分かった」など、食べた人の反応は、意外に(?)好評のよう。

“カレー”と“かき氷”とは、何とも妙な組み合わせだが、一体どうして作ろうと思ったの?

「横濱カレーミュージアムさんからの依頼がきっかけなんです」と言うのは、製造元「井上スパイス工業」の広報。「『カレー味のかき氷を作ってほしい』といわれたときは、さすがにびっくりしましたが(笑)、ご要望には応えたいなと思って頑張りました」

残念ながら「横濱カレーミュージアム」はすでに閉館したが、今は個人のお客さんをはじめ、都内のアミューズメントパークやイベントからの依頼が殺到しているという。

人気の理由は、“意外性”だ。一見、“イロモノ”とも思えるこの商品だが、スパイスの専門家がつくっているだけあって、香りの配分は絶妙。加えて、着色料や香料は一切使っていないので、ハチミツの甘さが引き立っているのだ。また、カキ氷以外にも、ドーナツにつけたり、ヨーグルトにかけたりと、使い方は色々あるようで重宝するのもうれしいところ。「甘いけどスパイスが効いてておいしい」というお客さんの声は大勢のようで、3月末に販売を開始するが、毎年在庫はなくなるという。

カレー好きの人もそうでない人も、一度は試してみたい「カレーかき氷の素」。見た目と味のギャップが受けて、今年の夏も話題をさらいそうだ。 【東京ウォーカー/安藤真梨】

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