教育においては、「知」と「情」を両輪のように回転させながら子ども達を成長させることが求められます。

本投稿記事は、毎日更新中のZ会ブログ
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の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。


実際の社会では…
学校では、地域社会では、「心」が大事と声高に叫び、一部の学校の先生が引き起こした心無い事件に過剰に反応する、といった一方で、都会を中心とした個人の家庭では「中学受験ブーム」が一向に収まる気配がない、という感じで、

「心」を大事するような人間としての「表面(ヒョウメン)」を装い、人様にも「心」を求めるスタイルを見せながら、「自分」「家庭」の領域では“頭が良くないとね”と知ばかり求めるー

そんな人たちが蔓延しているような気がするのです。

自分の子どもには「知」は要求する(から個人の負担で塾などに通わせる)ものの「情」を伝えていない(からタダの学校を初めとする第三者に求める)大人こそ、ワガママの典型ですね。


実際の教育では、知と情は切っても切れないものですし、どちらも大事です。
どちらかに偏重しようとしすぎたら、その偏重を修正する、といった姿勢が、何よりも教育者ーだけではなく、本来は大人たちすべてに必要な姿勢だと考えています。


閑話休題。
「心」も「頭」も両方大事だよねーと認識するために、仕事ができる人の「心」と「頭」について考えてみました。
どちらも5段階で評価して、


<心>
5:フツウはちょっと気づかないような気遣いや恩返し、感謝の気持ちの「行動」としての表出を無理せずできる。
4:嫌な顔一つせず、頼みごとには応えてくれる。誰かが困っている姿を見たら「あ、やりましょうか?」と声をかけることができる。
3:仲の良い人の頼みであればきく、悪いことはやらない。
2:手抜きなどの「ズル」をしがち。協業する姿勢に欠ける。
1:法律上で言う「悪いこと」をする。

<頭>

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