インタビュー:西野名菜「ロックを歌いながら踊ったらいいんじゃないか」
――別に、ステージとプライベートとでギャップがあってもいいと思いますけどね。東京出身ということで、割と都会的なタイプなのかなと思ったのですが。
西野:友達と遊ぶ時は結構、渋谷とかで会ったりはするんですけど、常にカラオケとかに行くタイプでもなくて。ショッピングも洋服でアレが好きだとかいうのはあるんですけど、今はそこまですごくコレ買いたいというのが無いんですよ。ショッピングで発散するというよりも、好きなCDを買ったり、好きな映画を観たりというのに幸せを感じるので。――今後、自分の得意分野だったり、人に負けたくない、強みにしたいと思う部分はありますか?
西野:今まで結構、波乱万丈な人生だったので、それがいい意味でこれから上手く活かしていけるかなと思って。歌を始めてから、どうして今までバレエとかスケートとかダンスよりももっと、歌を早くやっていなかったんだろう?と思っていた時期が多かったんですけど、多分そういうのを今一番活かせる場所にいると思います。今までショーとかにも色々出てきたので、多分ライブの構成とか演出とかにも、意見を足せる所が出てくると思うので。もらったものをそのままやるというよりも、今まで自分なりに考えてきたので、それはこれからどんどん出来るんじゃないかなと思います。――今後やりたいと考えていることはありますか?
西野:楽曲でいうと、絶対にロックがベースにあって、アコースティックな曲だったり、もしかしたらピアノのバラードだったりはこれから出てくると思うんですけど。ロックで、人が踊らないような曲でダンスの振り付けなどを作りたいので。これからもダンスロックで、リズムがすごく入ってきたり、ちょっとテクノっぽいのとか。一つの路線には捕らわれずに、色んな所からロックにプラスして作っていけたらいいなと思ってます。作詞もどんどんしていく予定なんですけど、そこに自分も作曲で携われたり。ライブでは今、基本的にバンドバックで、それに合わせて踊りながらスタンドマイクとか使ったりしてるので。これから先ずっと長いスタンスで見ていって、そこに自分でピアノとかギターを弾きながら歌ったり、というのを入れていけたいいいなというビジョンはもう出来ています。――歌詞で書いてみたいテーマはありますか?
西野:ちょっと言葉遊びをするような、面白い曲が1曲あったら書いてみたいなって。今,「Let it go」で失恋ソングを書いたのと、あとはアップテンポで前向きな曲を何曲かまた作詞してきたので。前向きな歌詞が一番苦手で(笑)、明るくて元気な時とか嬉しい時って、あんまり歌詞を書こうとは思わなくて。すごく落ち込んで辛い時って結構、ガーッて書くと逆に救われたりスッキリするので。もう落ち込んだ歌詞ばっかり溜まっちゃって(笑)。恋愛ソングとはまた別で、言葉遊びとか、英語と日本語を混ぜたり、アルバムの1曲で楽しんでもらえる曲があったらやりたいなと思ってます。
――こういう女性になりたいという理想はありますか?
西野:理想はオードリー・ヘップバーンなんですけど。彼女って壁が無くて、常に自分そのまんまで素敵な人ってすごくいいなと思って。お客さんとかにも、ある意味、親近感を感じてもらえるような人がいいなと思います。今まで自分が色々な音楽とか映画に救ってもらったので、自分の曲で人を救えるような人にこれからなっていきたいなって思います。――「ロック」と「ダンス」をキーワードに、ライブパフォーマンスにも注目ですね。
西野:ライブで相当はっちゃけているので、是非観に来て下さい。・西野名菜 - アーティスト情報