インタビュー:西野名菜「ロックを歌いながら踊ったらいいんじゃないか」
――3曲目の「Nobody’s Perfect」は、海外ドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」のカバー曲ですが、選曲理由は?
西野:この曲は最初にデモテープを録った曲なんですけど、最初にこの曲に出会って、自分の人生が広がったというか。簡単なデモ映像を撮って、そのおかげでデビューに向けて色々と決まっていったので、思い出の曲で。英語が好きというのもあったので、ちょっとダンスロックな感じで、ロックサウンドはそこから来ていて。――歌詞やサウンド面、ジャケットやミュージックビデオなどのビジュアル面で、はこうしたいとか、何かアイディアを出されたことはありますか?
西野:詞もそうなんですけど、曲に関してもメロディをこういう風に歌ったらいいんじゃないかとか、ここでこういう声が、こういうハモりがあったらいいんじゃないかとか、そういうのはどんどん言ったり。ミュージックビデオでも一応振り付けの子がいるんですけど、ダンサーの振りには、所々で自分も振付けてみたりしました。――好きなファッションの傾向はありますか?
西野:小物で派手なものが好きで、洋服をシンプルにして、ベルトとかバッグとかを派手にするんですけど。バッグではBETSEY JOHNSONとか、ちょっと奇抜なものが好きだったり、色んな色がガチャガチャあるのを取り入れたりしていますね。――好きな色は?
西野:黒は絶対に着るんですけど、最近は昔着なかったグリーンとか。普段、お店に行って「どの色が一番売れてないですか?」とか言って買ったりします。被るのが嫌で、人と一緒ではないものを(笑)。――部屋やお店のインテリアなど、落ち着く環境の好みはありますか?
西野:結構ヒッキーなので、ずっと家にいるんですけど。夜中に「ヒーリングタイム」っていう、クラシックが流れながら、ずっと外国の田舎が映し出されてる番組を観たり。――ちょっと暗いかもしれませんね(笑)。
西野:暗いですよね、やっぱり(笑)。家で一人でDVDとかを観て、癒されたりします。――勝手なイメージですけど、もう少しアクティブに外で遊んでそうな。
西野:よくそうやって見られるんですけど、結構家にいます(笑)。――自分の中でのストレス解消法は持っていますか?
西野:ショッピングも結構解消されるんですけど、お風呂にゆっくり浸かってアロマとか、寝る前にクラシックとか好きな曲を聴いたりしますね。あと寝る前に、家の誰もいない所で、暗闇の中でクラシックとかロックとかピアノの曲を掛けて、好きなように一人で踊ったりしてスッキリすることはあります。1回お母さんに見られて、その時は激しく踊っていたので、「相当怖い」って言われました。――音楽以外に、趣味はありますか?
西野:英語が好きで、でも全然しゃべれるわけではなくて。帰国子女でもないのに、3曲目は英語のカバーだったんですけど。家でDVDを1回観たら、2回目は英語字幕にしてみたり、常に英語の本とかを持って、英語のCDとかを聴いたりして。海外に行きたいんです(笑)。映画も好きなのに、ちゃんと行ったことがないので。――行きたい国はどこですか?
西野:まずニューヨークに行って、ブロードウェイとか観たいです。街を歩いてるだけで、絶対に空気が素敵だと思うので、街の空気を感じたり。パリにも行ってみたいです。あと、ヨーロッパのだいぶ田舎の方に行って、自然の中で馬とか羊と戯れたいです(笑)。――西野さんは東京出身なんですよね?
西野:はい。でも、小さい頃は札幌でした。動物が好きなので、北海道に行くと絶対に羊ヶ丘っていう羊の農園があって餌を買ってあげられるんですけど、そこに6時間いたりします。お父さんも1回どこかに行って、カフェとかで時間を潰して、私を迎えに来るっていう感じですね。――例えば、渋谷のゴミゴミした感じは?
西野:私、渋谷とか新宿とかが苦手なんです。渋谷は時々行くんですけど(笑)。人ごみよりも目黒にある自然教育園とか、昔の自然がそのまま残されてて、ハイキングコースとかあるんですけど。最近は行けてないんですけど、3ヶ月に1回とか行って一人で散歩したり、鯉に餌あげたり…どうしよう?私すごく根暗ですね、家にいるし(笑)。