退職前における再就職支援のキャリアカウンセリングで活用している勤務状況を確認するチェックリストです。それぞれの状況に応じた雇用リスクとリスク対応手法があります。

解雇はいくつかのプロセスを経て実行されますので、そのプロセス毎に確認すべきポイントがあります。まずはカウンセリング用に作成した簡易版の40項目です。過度の不安を持つ前に、一度、状況を整理してみて頂ければと思います。
前半が会社状況、後半が個人状況についてのチェックリストです。


【会社状況】
1. 所属会社は、親会社ですか、子会社ですか、孫会社ですか
2. 会社は上場ですか、非上場ですか、上場子会社ですか
3. 会社のキーマンは、社長ですか、オーナーですか、オーナー兼社長ですか
4. 例年の株主総会は穏便に終わりますか、株主の発議・動議が活発ですか
5. 会社の雇用に対するスタンスはステークホルダーに開示されていますか、非公開ですか
6. 会社にオーナー親族はいますか
7. 会社に派閥はありますか、どちらが優位か知っていますか
8. 既に退任が決まっている取締役はいますか
9. 監査法人の交代はありますか

【会社業績】
10. 会社の内部留保がどれくらいか知っていますか？
11. 2008年度の売上と利益は知っていますか？
12. 前年度対比でどれくらいですか？
13. 社員数は前年度対比どれくらいですか？
14. 派遣社員と契約社員はどれくらいの割合でいますか？
15. 派遣社員や契約社員の契約終了は始まっていますか？

【2009年度事業計画と人員計画】
16. 来年度は、何年前の規模と同じ業績計画ですか？
17. 来年度は、何年前の規模と同じ人員規模の計画ですか？
18. 人員削減数は発表されていますか

【就業規則の解雇条件】
19. 就業規則には、何をすると解雇になると書かれていますか
20. 自分自身のここ2年間の行動は、解雇事由に触れていませんか
（横領、背任、詐欺、パワハラ、セクハラ、業務に関係ないWEB閲覧やメール送信他）

【自分の職責】

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