リーグ・アン、オセールのDFバカリ・サニャが週明けからロンドンに滞在し、アーセナルと首脳陣と交渉の席についている模様だ。フランスのサッカー専門サイト「フットボール365」が報じている。

 サニャは24歳の右サイドバック。デビュー3シーズン目の昨季は、リーグ戦でフル出場の活躍をし、UNFP(プロサッカー協会)ベストイレブンに選ばれ、フランス代表にも初招集された。

 サニャは9日と10日にオセールの練習を休んだが、6月の代表合宿に参加したため、2日間の休暇が認められている。この機会を利用してロンドンに飛び、アーセナルへの移籍をまとめようという考えのようだ。サニャには、リヨン、パリ・サンジェルマン、バレンシア、ユベントスが関心を示していた。

 オセールは移籍金として1300万ユーロ(約21億7000万円)を要求し、数週間前から交渉が続いていたとされる。「フットボール365」によると、移籍金1100万ユーロ、年俸180万ユーロで5年契約を結ぶ可能性が高い。