松井大輔が所属するリーグ・アンのル・マンが2日、コートジボワール人FW、“ジェルビーニョ”ことジェルベ・ヤオ・クワッシと3年契約を結んだ。レキップ紙が報じた。

 ジェルビーニョはベルギーのベベレンで2シーズンにわたり活躍した20歳のストライカー。昨シーズンは29試合で8ゴールをあげ、コートジボワールではドログバの後継者候補として期待を集めるようになった。

 ル・マンにはバングラ(昨シーズン12得点)、グラフィテ(同12)に加え、伸び盛りのロマリック、サマサら攻撃陣は豊富。昨シーズンは彼らが2列目以降に下がり、その結果、松井がスタメンから外れることもあった。彼らが残留し、ジェルビーニョがFW争いに食い込んでくれば、魅力的な顔触れが揃うことになる。同時に、必ずしも同じポジションではないといえ、松井が置かれる状況も厳しさを増すことになる。