今シーズンの最終戦となった26日のリーグ・アン第38節は、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権の残り1枠を賭けた激しい争いが展開した。CL出場権獲得の射程圏内にあったのは、前節まで3位のランス(勝ち点57)、4位のボルドー(勝ち点57)、5位のレンヌ(勝ち点56)、6位のトゥールーズ(勝ち点55)の4チーム。

 このうち、今シーズンほぼつねに上位をキープ(第13節から37節まで3位以上)していたランスが、18位で2部降格が決まったトロワを相手に、序盤からまさかの失点を重ね、後半12分で早くも0―3と大量リードを許した。

 “直接対決”となったトゥールーズ対ボルドー戦は、トゥールーズがエルマンダー(スウェーデン)のハットトリックによりボルドーを後半26分の時点で3―1とリード。

 一方、シーズン序盤の下位からじわじわと順位を上げてきたレンヌは、リールと対戦。後半29分、ウタカのゴールで先制し、この時点で、今シーズンはじめて3位に浮上、クラブ史上初のCL出場権獲得が目前となった。