フランス代表のレイモン・ドメネク監督が24日、6月はじめに行なわれるユーロ2008予選(2日のウクライナ戦、6日のグルジア戦)のメンバーを発表した。

 3月のリトアニア戦とオーストリア戦で代表デビューした4人に、ジミー・ブリアン(レンヌ)とバカリ・サニャ(オセール)の初選出組を加え、若手の多い顔触れとなった。ブリアンはスピードとテクニックを武器に今シーズン9得点(34試合)をあげ大きな飛躍を遂げた。サニャは今年度のUNFP(プロサッカー協会)ベストイレブンに選ばれた右サイドバック。

 3人目のゴールキーパーには、フィオレンティーナで活躍するフレイが3度目となる招集を受けた。ただしこれまで2度の招集時も出番はなく、今回もクペにケガがない限り、ベンチに留まることになる。

 来季のセリエA昇格を決めたユベントスの選手(トレゼゲ、ブームソン、ゼビナ)はまたもや選ばれなかった。また、ここ最近リーグ戦の出番がないビルトールも外された。アンリ、ビエラ、サニョルは故障で出場できず、98年のW杯優勝メンバーはテュラムのみ、ユーロ2000の優勝メンバーはテュラムとアネルカのみとなった。そのテュラムが過去2試合と同様、ビエラに代わってキャプテンを務める。
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