クラブから2日間の“謹慎処分”を受けたリヨンのビルトール。謹慎の理由は正式には明らかにされていないが、リーグ優勝を決めたレンヌ戦の後、ホテルの部屋で“馬鹿騒ぎ”をしたのが一因と報じられている。

 これに対してビルトールは、「騒いだのは俺だけじゃない」と他の9人の“共犯者”リストを明かす用意があると首脳陣に伝えた模様。22日発売のフランス・フットボール誌が明らかにした。

 いまのところホテルでどんな“騒ぎ”を起こしたのかは想像するしかないが、他の選手がいたのに自分だけが処分の対象になるのは不公平というのがビルトールの主張。ただしこれまでの報道では、5日のパリ・サンジェルマン(PSG)戦に帯同されなかったことを不満に思ったビルトールが、その後の練習を「サボった」ことがクラブ首脳の怒りを買ったとも伝えられている。

 いずれにせよ、クラブとビルトールの関係はすっかり冷えきってしまったようだ。シーズン終了後の移籍はほぼ決定的、とするメディアも多い。