監督からは「ずっと意地っ張りを直せと」言われていましたと語る堀北真希

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1980から1990年代の隠れた名曲をテーマにした人気恋愛ドラマシリーズ「恋する日曜日」。その劇場版第2弾「恋する日曜日 私。恋した」が、6月9日(土)から全国順次ロードショーとなる。

今回の物語は、死期の迫った女子高生の小さな旅を描き、静かで、儚く、それだけに涙を抑えることができない感動ドラマ。その完成披露試写会が5月9日、東京のスペースFS汐留で行われ、堀北真希、岩本千波、廣木隆一監督が登壇した。

余命3ヶ月の女子高生・二宮なぎさ役に挑戦した堀北真希は、「なぎさのセリフに、大きな影響を受けた。窪塚さんとのリハーサルでは、監督からなかなかOKがでなかったが、精一杯演じ、なぎさとリアルな時間を過ごすことができて楽しかった。
監督からは、ずっと意地っ張りを直せと言われていた。今回の撮影に際し「塩抜きダイエット」を行ったが、これは痩せるためではなく、病人として顔色を悪く見せるため。女性の方が真似してしまうと困る。」

高岡早紀の娘役を好演した岩本千波は、「堀北真希さんと、二人乗りで自転車をこいだのが楽しかった。でも、監督が何回もと言うので、一杯乗りすぎてお尻が痛くなった。アイスを食べるシーンも何回もしたが、アイスを一杯食べることができて良かった。」

廣木隆一監督は、「死をテーマにした映画であるが、今を生きる大切さを撮れていると思う。堀北さんは、凛としているけれども冷たいという感じではなかった。」

最後に堀北真希は、「将来のことを考えて、今を一生懸命に生き、年を重ねることによってできることが沢山あると思う。私も当たり前のように明日があると思い生きているが、未来がないかもしれないと思い生きるということは全く違うんだと思った」と、締めくくった。

その堀北真希が、「死」と「恋」というふたつの秘密を抱えた心のゆらぎを、どのように表現しているのか、映画館で見ていただきたい。

監 督:廣木隆一
出 演:堀北真希、窪塚俊介、高岡早紀、岩本千波、若松武史、吹越満 ほか
配 給:エム・エフボックス
公式サイト:http://w3.bs-i.co.jp/jbreak/koisuru/watakoi/

2007年6月9日(土)全国順次ロードショー

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