レクサスの高級「“3列シート”SUV」がスゴイ! 全長5m超えの堂々「カクカク」デザイン! めちゃ「豪華」内装もカッコいい「TX」日本導入の可能性は!?
幅広いラインナップを誇る「アメリカン」な高級「“3列シート”SUV」とは
レクサスのフラッグシップSUVである「LX」。国内ではその下は「RX」となりますが、実は海外ではLXとRXの間に「TX」というモデルがあります。
いったいどのようなクルマなのでしょうか。
TXは、2023年6月に初公開された北米地域専売のクロスオーバーSUVです。
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米国・インディアナ州にある工場TMMI(Toyota Motor Manufacturing, Indiana, Inc.)で製造されており、家族や大切な友人たちと快適に移動ができることを最優先に、3列目シートにも大人2名がゆったりと座れるスペースがあるのが特徴です。
そのためボディサイズは超ビッグサイズで、全長は5160mm、全幅も1990mmにもなります。
レクサスには、ランドクルーザー250と兄弟車の「GX」という本格オフローダーSUVがありますが、TXはRXと同じオンロード向けのGA-Kプラットフォームを土台にしています。
最大定員乗車時でも十分な容量を確保したラゲージスペースのほか、優れた静粛性やレクサスならではの走りも備え、全ての乗員が快適に移動できる室内空間が追求されています。
パワートレーンは、2.4リッターガソリンターボエンジン+8速ATの「TX350」に加えて、3.5リッター V型6気筒のPHEV(プラグインハイブリッド)+CVTの「TX550h+」、「F SPORTパフォーマンス」専用となる2.4リッターターボハイブリッドシステム+6速ATの「TX500h」の3バリエーション。
TX350はFFモデルとAWDモデルがありますが、TX500hとTX550h+には、リアに高出力モーターを備えた四輪駆動システム「DIRECT 4」を搭載した全車AWDです。
環境優先型からパフォーマンス重視型まで幅広いラインアップを用意したのは、クルマにさまざまな価値を求めるレクサスユーザーへの配慮かもしれません。
エクステリアは、レクサスの新たなフロントフェイス意匠であるユニファイドスピンドルを採用しており、空力性能や冷却性能をもち、段差をなくしたシームレスな形状。
巨大なボディに合わせて、タイヤは20インチと22インチという大径サイズを設定しています。
インテリアも細部までレクサスらしいラグジュアリーさであふれており、幅広で贅沢なセンターコンソールや、大型液晶ディスプレイなど、RXと同じ意匠のアイテムがインストールされています。
シートレイアウトは、ベースモデルとなるTX350には6人乗りと7人乗りを設定、上級グレードのTX500hとTX550h+は、2列目が立派なキャプテンシートの6名乗りとなります。
3列目シートはドリンクホルダーや小物入れ、USB充電口も備えており、クルマの中とは思えないゆったりとした空間が確保されているようです。
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米国での販売価格は、TX350が5万5050万ドルから6万2550ドル(日本円で約839〜954万円)、TX500hが6万9350ドルから7万2650ドル(約1058万円から1108万円)、TX550h+が7万8050ドル(約1191万円)と、2列シートのRXよりもちょっとだけ高めの価格設定となっています。
しっかりとした3列目シートや装備の内容を考えると、むしろリーズナブルといえるかもしれません。
アメリカンな巨大サイズや米国生産なことなどから、残念ながらTXが日本に導入される可能性は低そう。北米へ行った際には是非とも触れてみたいクルマです。