関口メンディー、元和牛・川西賢志郎 朝ドラ初出演!「おむすび」新キャストに三宅弘城、萩原利久ら
NHKは14日、女優の橋本環奈(25)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の新キャストを発表した。
新たな出演者として発表されたのは、関口メンディー、川西賢志郎、三宅弘城、萩原利久、なるみ、前野えま、嶋尾康史。関口、川西、前野は連続テレビ小説初出演となる。
同作はどんな困難も明るくたくましく乗り越えるがモットーの平成時代のギャル・米田結(よねだ・ゆい)が主人公。橋本演じる結は幼少期は神戸で暮らしていたが、阪神・淡路大震災で被災し、福岡・糸島に移住。青春時代を糸島で過ごしたのち、高校卒業のタイミングで一家そろって神戸のさくら通り商店街に戻り、栄養士を目指し学び始める。そして、結が一家で再び神戸へと旅立とうとするちょうどその時、結の恋人・四ツ木翔也(佐野勇斗)は、社会人野球・星河電器のピッチャーとしてスカウトされ、大阪へ旅立つ。プロ野球選手という夢を叶えるべく、新天地で夢の一歩を踏み出す翔也を取り巻くのが、今回の新キャストだ。
星河電器の野球部エース・澤田龍志を演じる関口は「名作を生み続けるNHKの朝ドラに参加できて、とても光栄です。澤田はストイックで、野球に対して真摯(しんし)に向き合うキャラクター。それでいて先進的です。彼の生きざまに共感する部分が多く、演技にもより熱が入ったように思います。変化は時に世の中に対して摩擦を生みますが、それでも自分の見たい世界のために一生懸命に進む彼をとおして、何か感じてもらえたらうれしいです」とコメント。
スポーツ関西の記者・松本を演じる川西は「『スポーツ関西』という絶妙に実在してそうなネーミングの新聞社に勤めて、星河電器の選手たちを熱心に取材しています。現場では、野球経験が浅いなか懸命に取り組む役者さんたち、それをサポートする方々の姿を拝見することで、自分も新たな栄養をもらいました。この作品とお茶の間とが、これから益々結ばれていくのを最後まで見届けます」と意気込んだ。
嶋尾は星河電器野球部の監督、三宅は社員食堂のベテラン調理師、萩原は社員食堂の若手調理師、なるみと前野は総務部社員として登場する。
制作統括の宇佐川隆史氏は、関口について「役もご本人も常に努力を重ねる方。120キロ台の速球を投げながらも、“まだまだ”と撮影直前まで投球練習を続けるさまは、まさにエースの風格そのもの」と語る。また、元お笑いコンビ「和牛」の川西については「選手に取り入ろうとする絶妙な立ち回りが“記者そのもの”。お笑いでつちかった表現力を生かし、リアルかつコミカルな松本記者をどうぞお楽しみに!」と、ならではの演技に自信を寄せた。