『太陽を抱く月』ソン・ジェリムさんの「遺作」が韓国で来年1月公開へ 仮想通貨暴落描いた独立映画

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ドラマ『太陽を抱く月』などで知られる俳優ソン・ジェリムさんの悲報が伝えられたなか、彼の「遺作」が韓国で来年1月に公開されることになった。

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11月14日、制作会社MooAm(ムアム)はソン・ジェリムさんが主演を務める映画『暴落:事業に失敗した男』(原題)を2025年1月に公開することで確定した。

『暴落:事業に失敗した男』は、2022年に発生した「LUNAショック」こと仮想通貨LUNAの暴落騒動を題材とした独立映画だ。

青年創業支援金を不正受給した後、故意に倒産・廃業を繰り返し、偶然の機会に仮想通貨サービスで大規模な投資を誘致するも、取り返しのつかない状況に陥る話を扱った。ソン・ジェリムさんは同作で主人公の一人ヤン・ドヒョン役を演じた。

ヒョン・ヘリ監督による『暴落:事業に失敗した男』は、ソン・ジェリムさんのほか、俳優アン・ウヨン、俳優ミン・ソンウク、女優ソ・ヒジョン、女優チャ・ジョンウォンらが出演する。

(写真=MooAm)『暴落:事業に失敗した男』ポスター

なお、ソン・ジェリムさんは11月12日にこの世を去った。39歳だった。主な出演作は2012年のドラマ『太陽を抱く月』で、若き王イ・フォン(演者キム・スヒョン)を守る寡黙な護衛役キム・ジェウン役を演じ、日本でも人気を博した。

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